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『往古之木嶺は、いわゆる往古、吹き荒ぶ西浜からの、飛砂が積もって形成された縦列砂丘であり、屏風山中、標高78.6メートルと最も高く、西浜で働く漁師の、船から格好の目印でもあった。また、藩政時代、権現岬、弁天崎とを結ぶ連絡用の狼煙台でもあった(津軽絵図に記)。麓には、鬼の相撲取場があるとの伝承がある。全国的に、鬼伝説のウラには鉄があると言われているが、ここは、砂鉄関連との見方が有力である(良質の窯用の粘土有り、砂鉄有り。鉄がご神体の鬼神社がある)。』
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ってことで登ってみることにしました。砂丘のせいか道には草木が少なく、歩きやすかったのですが、そのせいもあり、逆に鬼の土俵がどこなのかわからず。車力村史によれば、往古之木嶺の麓に鬼の角力取場(鬼の土俵)という場所があり、円形で木が生えていないとあります。
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いやぁ…ある意味、鬼の土俵だらけです(笑)
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歩きやすかったのですが、しばらく進んだところで道がわからなくなり、軽装だったこともあり、頂上目前で引き返しました。なお、説明にあった鬼神社なるものは見当たりませんでした。
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ちなみに車力町屏風山(柾子村?)に鬼神神社(鬼神社)あり。鬼神様と呼ばれ崇拝されています。御祭神は荒神(山の大人)。由緒は不明で、地元人曰く、旅人たちの無難を祈願して祀ったとの言い伝えもあるそうですが、実際は砂鉄関連で鬼神を祀ったというのが恐らく真実。旧十三街道道筋のすぐ北、車力中学校グラウンドの西にある五本松という老木の松林に鎮座。
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