


昭和50年(1975)8月6日午前3時頃に発生した土砂災害による被災者の慰霊祭が今でも行われています。

3回忌にあたる昭和52年8月6日に建立された示現堂の上と境内に一体ずつ慈母観音像があります。


死者22名・重症23名・住家(全壊(焼)流失22棟22世帯86名・半壊23棟23世帯103名)。


8月5日から7日かけて…推定降雨量(連続雨量110mm・最大時間雨量70mm)。

発生源は岩木山頂付近(標高1460m・鳥海山頂直下)に崩壊土量460立方メートルの小崩壊が発生、渓床・渓岸を浸食し土石流となりました。移動土砂量は約50,000立方メートル。写真では拝見したことがありますがひどい状況でした。


慈母観音像の台座となっている礼拝堂には資料室も併設されており、犠牲者となった方の写真や土石流の状況がわかる資料などがあります。

百沢(蔵助沢)土石流の碑。


百沢土石流転石の碑。


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