田んぼの中に鎮座しています。
元薬師堂という住所が既に歴史を語っていますね。
一之鳥居両脇には「猿田彦大神五穀豊穣稔町内平安諸災退散家業繁栄守護」「月夜見大神五穀豊穣稔町内平安諸災退散家業繁栄守護」と書かれた柱が立っています。
御祭神は大己貴命、少彦名神。医薬に御利益あり。
かつての薬師堂村で、宝暦3年に一度潰村となり独狐村に吸収されるも、宝暦9年に再び取り立てられています。安政2年神社書上帳によりますと村内に薬師堂が見えます。
拝殿ではなく本殿覆屋でした。
本殿横にある板碑。紀年銘は応安4年(1371)。
種子は阿弥陀三尊で、中央にキリーク(阿弥陀如来)、サク(勢至菩薩)、サ(観音菩薩)。
周囲には元薬師堂らしく、穴のあいた石がたくさん奉納されていました。
末社。
薬師如来かと思ったら山神のようでした。
祠の隣に穴のあいた大きな石が奉納されています。
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