かつての黒土村は元々国吉村の枝村で享保11年(1726)に分村。
正保高帳によりますと鼻和郡の新田として村名があり、実質的には正保年間(1645-1648)に独立していたと考えられます。
薬師神社の御祭神は少彦名神。黒土館址に鎮座。
元は薬師如来を祀る薬師堂で、国誌によりますと、桜庭村の多賀神社に相殿として少彦名神が一時遷座しています。
これは神仏分離によるもので、明治4年の神社改号に際して仏像を取り棄てて、神像を多賀神社に遷したそうです。
薬師如来ということで、穴の開いた石などもたくさん奉納されていました。
大鳥居奉納記念碑(昭和55年8月)。
不動明王。
末社の山神大神。
八代龍神。
庚申塔と龍神池。
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