
かつての瀬戸子村で、松前街道沿い。

八幡宮は地内西部の神田に鎮座。

社堂境内記では寛文10年(1670)建立ですが、貞享4年検地水帳によりますと八幡社がみえ、神社書上帳には寛文年間(1661-1673)の再建とあり、稲荷宮と牛頭天王の末社があったといいます。


森の中を歩く感じですが、参道はしっかり整備されています。

社殿は少々高い場所に鎮座。


明治初年に一時奥内村の三社神社に合祀されています。


御祭神は誉田別尊、素戔嗚尊、牛頭天王。


社殿内。





本殿。

境内由緒より…『御祭神:素戔嗚尊(天照大神御弟)広峰神社・誉田別命(応神天皇)八幡大神・牛頭天王(御隠居様)天正年代(1573)。御祭祀銀座日:寛文元年代(1660)。由緒:祭神誉田別命は仲哀天皇の第4皇子にあらせられ御諡号を応神天皇と申し奉り即ち第15代の天皇に座します。御母神功皇后三韓征服当時胎中にあらせられ一般の崇敬篤く又韓土の技芸学を盛に輸入して文化に資せられるなど御恩頼頗る高き御神なり。追伸:祭祀当時村民は10数戸なり。子孫の繁栄を祈り祀るなり。(以下省略)』

御神馬。

狛犬一対。


顎が無く、首が長い狛犬です。


境内社には稲荷大明神、大山祇神、十和田様、大白神様を祭ります。

末社。

末社の稲荷神社。


隣は大山祇神社(山の神)。


入口付近にあるオシラサマ(大白神様)十和田龍神(十和田様)。



左にオシラサマ、右に十和田様の祠がありました。


庚申塔。

馬頭観世音。


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