カッパ淵にある常堅寺。
カッパの厠…入りたくない…。
常堅寺では道元禅師像(室町時代製作)と仁王尊像2体(江戸時代製作)が遠野市指定文化財に指定されています。
仁王門。
仁王像はもと早池峰山妙泉寺(早池峰神社)の仁王門にあったもので、明治の神仏分離によって常堅寺に移されたもの。
龍、鶴、亀、天女などの立派な彫刻がある仁王門です。
仁王様。
鐘楼。
狛犬一対。
仏足石。
三界萬霊塔。
十王堂。
十王堂前にはカッパ狛犬一対。
狛犬の頭に窪みがあるのは珍しくもないのですが…ここは遠野!これは間違いなくカッパ狛犬!ってことで宜しくお願いします。
河童…『馬を川に引きこむいたずらに失敗したカッパは、おわびをして許され、母と子の守り神となりました。常堅寺の火事のさいは頭の皿から水を吹き出して消しとめ、いまでも一対のカッパ狗犬として境内にその姿をとどめています。』。
十王堂の中には閻魔大王、十王裁判官、地蔵様など色々。
何かはわからないけど、これが一番怖い。
本堂。
延徳2年(1490)、大原長泉寺大聞秀宗の開山。
開基は大原弾正勝行と伝えます。
ここにもカッパがいました。
再び仏足石。
忠魂碑(陸軍大臣田中義一書・大正9年7月30日)。
本堂の裏手にある蓮池。
蓮池地区の常堅寺と河童…『古来、この地は「蓮池」と呼ばれ、寺の名前も「蓮峰山 常堅寺」という。その昔、常堅寺が火事のとき、淵の河童が、火を消してくれたことから、時の住職が河童狛犬を祀って感謝したといわれている。淵と阿部家の間には池があり、蓮の葉が浮いていたが、流れ入る水量も減り、今は池の形跡も見られなくなった。この池は、何れの時か、かっぱが戻ってきて、泳ぎ回ることに思いを寄せて、地元の有志で造成したものです。』
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