
旧下之切道通。

松浦武四郎氏の『東奥沿海日記』に「鍵掛勘ケ(解)由」なる蝦夷館がある旨が述べられています。

付近には庚申塔があるほか、天保15年(1844)建立の岩木山大権現堂(阿弥陀如来、観世音菩薩、薬師如来石仏)があるはずだったのですが、何と見つけられませんでした。

坂道は舗装されておらず、坂下は住宅、坂途中は両手に畑等があり、坂上で津軽坂にぶつかります。

人幅の坂道で、距離はそこそこあります。

現代の地図には表記されていない道だと思います。


こちらは坂の程近くにあります折戸稲荷神社。小泊村字折戸38-19。

祭神は豊受姫大神。

創建年代は不祥です。古老の話によりますと殿舎は明治後期に建立したと思われますが、それ以前から稲荷堂として存在しており、厚く信仰されていたといいます。立像の神像は稲穂をかついだ翁の姿で、綺麗に着色されています。作者は地元小泊村字小泊234、中村増太郎仏師(喜一郎、慶三郎仏師の父)、製作は明治44年8月28日。ちなみに明治45年6月10日に北海道ニシン漁開拓者でもある小泊村字大山長根の長谷川時一郎が狛犬を奉納しているとのことでしたが、見当たりませんでした。

赤い部分…塗り立てでした。2012年の話ですが笑

こちらは坂の途中にありました鳥居。


このような堂がありました。


更にここから登る道があったので進んでみたのですが、道は草木でほぼ覆われ険しく、一番上にも空地があるのみでした。岩木山大権現堂は何処…。


こちらは鍵掛坂を探索中にずっと坂道案内をして頂きました猫中佐です。

人慣れし過ぎており、どこまでもついてくる勢いでした。

猫中佐、ありがとうございました!


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