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縦長に広い田茂木村。その北部にある稲荷神社です。御祭神は倉稲魂命。若宮地区は昭和2年(1927)岩木川改修工事に伴う新堤防造築のために長泥から分かれて馬鹿川(※嘉永5年着工、安政3年完成。当初は久兵衛川と称されていましたが、幕末から明治にかけて馬鹿川と呼ばれるようになりました)沿岸に入植。当初は下長泥と称しましたが戦後に若宮に改称。
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ごつい鳥居。
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寛文4年に金木組薄市村の坂本弥左衛門・鈴木治左衛門・福士長兵衛によって開かれたと伝える田茂木村。元文元年検地帳に和田宇門抱えの稲荷社がありますが、こちらは鳴見の稲荷社であり、当社の創建は不明。
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青森県神社庁によりますと、『大正年間入植せる開拓村の守護神として、近隣長泥稲荷神社の御分霊を小祠に奉祀。以来村民の厚き尊崇を受く。』とあり、鳴見の稲荷社ではなく長泥の稲荷社からの御分霊です。これは前述した村の歴史の経緯から理解できます。御分霊された時期については昭和2年とも伝えます。ちなみに長泥の稲荷社は明治初年に鳴見の稲荷社に合祀、後に復社。
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河川の築堤工事に伴い現在地に移転して社殿改築。昭和56年12月2日遷座祭、竣工祭斎行。
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昭和58年7月、宗教法人設立及神社本庁被包括承認申請。
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簡易水道竣功記念碑(昭和32年)。
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社殿横には庚申塔・甲子塔・二十三夜塔と小さな祠が一つ。
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祠には水虎様。
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車力村寄りにはこのコマネチタイプの水虎様が多い気がします。
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それはさておき、これは!?
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進撃の巨人で例えるならば、20cm級の奇行種。
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