

縦長に広い田茂木村。

その南部にある稲荷神社です。

御祭神は倉稲魂命。

寛文4年に金木組薄市村の坂本弥左衛門・鈴木治左衛門・福士長兵衛によって開かれたと伝える田茂木村。

元文元年検地帳に和田宇門抱えの稲荷社があります。

村内東部にあるこの稲荷社は元禄13年(1700)の勧請(延宝3年(1675)説あり。)と伝えますが、国誌によりますと勧請年月日不詳。正徳元年(1711)・宝暦3年(1753)再建。


明治初年には長泥部落の稲荷宮と合祀していましたが、長泥の稲荷宮は昭和22年復社。明治44年、神饌幣帛料供進の指定神社。


臨時揚水記念碑(昭和26年田茂木臨時揚水組合建立)。

力士綾瀬川長右衛門の碑(引退記念・昭和2年建立)。

庚申塚等。

字体がいかにも平成っぽい。

大黒様、恵比寿様。

御神馬。

末社保食神社。

小さな祠がたくさん。

女神型の水神でしょうか。2体おります。

河童型の水虎様。

河童には見えませんが、オカッパであることは確かです。

こちらの3体も独特でございます。

こちらの石製の祠には…

すべて個性的です(笑)

ここにはかつて稲荷宮があったのでしょう。崩れてしまったのでしょうか。

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