弘前市大久保若松(字宮本との境。登録上は字宮本336番地)。旧羽集街道沿いにある神明宮。社号標(明治45年)、神灯(皇紀2600年(昭和15年))。一之鳥居(昭和58年)。
立派な注連縄。
御道書明細によりますと、長利伊予が社司を務める神明宮があり、これが現在の宮本にある大久保神明宮。安政2年の神社微細社司由緒調書上帳には「神明宮、初発建立年月不詳。堂社(板造、建坪二尺五寸四面、縁側有り)。社地(東西三間・南北五間(清太夫抱え)。境内林(東西二五間・南北九間半)」等記載されています。明治初年の新撰陸奥国誌には「大久保神社(祭神、天照皇太神)。境内103坪、本社六尺四面、神楽殿・石灯籠・鳥居あり。相殿として三日月加茂神(祭神、月読命・別雷神)津賀野村より明治五年五月遷し祭る」とあります(※現在の津賀野の三日月神社)。※石灯籠二対(昭和58年、年代不詳)
御祭神は天照皇太神。旧村社。
狛犬(昭和58年)。
もう一対の狛犬(大正15年)。
眼球と牙が金色に塗られています。
本殿前の小さな狛犬。
一つは顔面損傷状態です。
馬頭観世音。
招魂堂(建立年代不詳)。
境内には馬頭観世音(大正10年)、社殿改築記念碑(昭和27年)、庚申塔(弘化3年※他から移したもの)、二十三夜塔(昭和7年)などがあります。
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