
一の鳥居にはかつて鬼コがおりました。

現在鬼コは社殿横の祠にて安置。

御祭神は武甕槌神。

貞享4年検地水帳によりますと、毘沙門堂地及び境内林がみえます。

慶長17年創建。

当初は八幡宮でしたが、村内の洪水被害等により中絶状態になります。

宝永2年に現在地に移転し再建。毘沙門天を御祭神とし毘沙門宮と称します。

更に明治初年の神仏分離にて、毘沙門天は弘前の最勝院に遷され、武甕槌神を祀る鹿嶋神社へと改称。

明治4年、旧社格を村社に列格。

明治42年、神饌幣帛料供進指定。

こちらの碑は…力士名かな。

社殿横へ。

こちらの祠内に…

鬼コです。

迫力のある鬼コですね!


両脇には大黒天と恵比寿。


その横にも2つの祠。

水神でしょうか。河童ではありません。


宮司さんによりますと社殿裏にはかつて大きな池があったそうです。

社殿横(反対側)には大きなイチョウ。


そして末社群。


馬頭観世音などがありました。



ちなみにここの鬼コは加藤慶司氏の「津軽における鳥居の鬼コ」を含め、これまでの文献等には未だ紹介されていない鬼コです。

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