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旧庄内藩家老の末松家の屋敷跡に建てられているため、入口の門だけが武家屋敷の面影を残していて一瞬戸惑います。
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赤い八角錘の尖塔がとても目立っています。あそこにとんがりコーンを挿すのが私の夢。
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黒いマリア像や窓絵(透明な紙に描かれた聖画を2枚のガラスで挟んで作るステンドグラス風の窓)など、国内ではここでしか見ることのできないものもあり一見の価値あり。
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『この天主堂はフランス人パピノ神父設計といわれ明治36年鶴岡市三日町に在住した大工相馬富太郎が棟梁となって完成した建物でヨーロッパ中世紀頃に建築されたロマネスク様式をもつ教会であり、昭和48年山形県指定有形文化財、昭和54年5月国から重要文化財として指定されたものである。
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特色は、教会堂特有の三廊式バジリカ型の平面をとりいれたことで、中央と両側にそれぞれ身廊側廊とよばれる部分と多角形の平面をもつ後陣とが型成されており、身廊の高い天井と側廊の低い天井とにはそれぞれ交差されたヴォルトが用いられ、それが直角に交じわり集合されて、その下部は葉形の柱に力強く支えられている。
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外観は鐘楼が中央に突出して高く、ロンバルト帯といわれる半円の連続模様がその壁をとりまき、身廊の主棟と低い側廊の屋根との間には小さな丸窓を設け、側廊に半円の窓枠を取り付けたのもロマネスク特有のもので、中世に建てられたヨーロッパ大寺院そのままの形を模したものである。』
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黒いマリア像。明治36年(1903)献堂記念としてフランス・ノルマンディー州のデリブランド修道院から寄贈。この像はデリブランド教会にある黒い聖母像の完全な複製としてフランスで作られた木の芯に石膏を被せたもの。昭和52年にフランス国立学術研究所ドベルク美那子女子によって黒い聖母と鑑定。日本では他に例を見ない聖母像です。
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顔が黒いのにはいくつかの説がありますが、旧約聖書のソロモン雅歌によると聖ルカによる原肖像画のマリアの顔が熟した小麦のように栗色であったといいます。
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2階のパイプオルガン。何やらコンサートのリハのような音合わせを熱心にしていたので、邪魔をしないように近付きませんでした。
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司祭館。
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