
蔵王温泉の開湯は景行天皇40年(110年)、日本武尊による東夷東征に従軍した吉備多賀由が蝦夷の反撃に合い毒矢で倒れた際に、ここで湯治を行い忽ち毒素が消えて平癒したとの伝説を残します。

それ以来、多賀由温泉と呼ばれ、また、標高880mという高所にあることから、多賀由から転じ、高湯とも呼ばれるようになりました。

昭和25年(1950)、毎日新聞主催の新日本観光地百選の山岳の部で蔵王山が第1位となり、高湯温泉から蔵王温泉に名称を改称。


斯波兼頼や最上義光などの領主や上山市出身の作家斎藤茂吉などの文人墨客が数多く訪れ、江戸時代中期頃からは遊女や湯女などが発生し享楽地的な色彩も見られるようになりました。

5つの源泉群と47の源泉があり、泉質は含硫化水素強酸性明礬緑礬泉。

皮膚病や美白に高い効能を持ちます。マムシに咬まれた人でも治る程解毒作用が強いそうです。


酢川温泉神社入口の隣に位置する旅館…深山荘高見屋さん。

創業は享保元年(1716年)。

平安の昔より絶えることなく湧き出る源泉お湯を守り、旅人の疲れを癒し続けてきた蔵王の老舗旅館。

せっかくなので…

泊まります(笑)



腹ごしらえ。

蔵王牛を…

すき焼きと…

しゃぶしゃぶで。

グッジョブ!

客室露天風呂では熟成うに椎茸をアテに…

大吟醸酒の出羽桜…

余は満足じゃ。

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