
一本タモの紹介です。なぜか石碑の文字がハングル語。

aの母音とoの母音がついてるから一本タモと書いているんでしょうね…って、誰でもわかるか(笑)

弘法大師。

隣には山の神。


庚申等などもありました。

周幹7.6m・高さ14mの日本最大級のヤチタモです。

コンクリートや棒などで支えて何とか立っているような状態で、内部もほとんど無くなり皮一枚で生きながらえています。何という生命力!

1984年発行の『津軽ふるさと散歩』によりますと、「先年まで、夏の葉の茂ったときはこの一本で森をなしていた。近年、道路の舗装と車の往来のために、めっきり樹勢が衰え、大枝が落下するようになり、危険でもあるので、枝がはらわれたりして、太い幹だけが目立つようになった…」とありました。

以下案内版より。
『史跡 一本タモ 樹齢壱千年 (モクセイ科)』
旧稲垣村の歴史は遺跡の発掘により平安時代からと明らかにされている。その頃から、風雪に耐えてこの村の繁栄を見守ってきたであろう。この老樹齢約壱千年におよぶといわれている。
今から約三百六十年前(津軽二代藩主信枚公時代)津軽平野北部の当地方にはじめて開拓の手が入った頃、荒野の中に巍然として聳えていたと伝えられ平坦な荒野にそそり立つ姿はこの地開拓の恰好な目標であり、やがて開拓民の崇拝の的となったと考えられる。
ヤチダモの特性である幹のこぶは、一見婦人の乳房に似ていることからいつの頃から子孫繁栄のシンボルである乳の神として信仰を集めてきたこの老樹をつがる市指定文化財とし市民の郷土愛の象徴として育み、将来とも市のシンボルとして敬愛されてゆくことを願い、保護していくものである。
昭和五十六年九月三十日指定 つがる市教育委員会

木に米の入った袋を吊るし、産人はこの米を頂いて帰り、おかゆにして食べるとお産が軽く済むそうです。そしてお礼参りの際には米袋を持って再び木に吊るしておくそう。また別の妊婦が訪れた際にその米を同じように頂くという風習。

◆樹齢鑑定◆
樹種:ヤチダモ(モクセイ科)
樹齢:壱千年
年月日:平成元年九月十日
右記樹齢を経過していることを認定します。
日本樹木保護協力 樹医 山野忠彦

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