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菅江真澄が相沢(藍沢)村の風俗を探り、「盲婦石(いたくいし)、瞽夫石(めくらいし)、牛石といふ三の石は、みちのべの、をどろのしたにありけり、木こり、柴人、山路のつとに杖を折りきて、委多久、咩久良の塚石に手向けるとなん」と記しています。
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浪岡相沢の水虎様です。
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周囲には八幡宮と書かれた石碑や庚申塔、百万遍などがありました。八幡宮…。
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倒れている二十三夜塔。
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大きくて全体像が撮れません。高さは60cm、幅約23cm。
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足元を見ると波に乗っているようです。
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昭和52年8月の豪雨によって集落を流れる川が氾濫したため、洪水を防止するために造立されたもの。但し、祠の隣に住む老婆の伝えでは、年代ははっきりしないものの黒石で造られたもので、以前は川の向こうの田んぼの中にあり、若い頃に今の場所に移されたと言います。その時に自分が背負ってきたとのことで確かな情報。昔は大水で流されたり、水遊びをしていた子どもが流されたりしたので祀ったとのことで、水神・河童であることは確かのようです。浪岡町史では「水虎様」として紹介しています。また、河童を祀るのは浪岡ではここだけとの情報もありますが、確か浪岡町史か何かで、水虎様ではないものの他(川沿い?)に1ヶ所河童を祀っている祠があるというのを見た気がします。未確認です。
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目の前には川が流れていました。この地区には細野相沢温泉「山の湯」がありますので、ついでに寄ってみるのもいいかもね♪
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