
御祭神は市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命の宗像三女神。

創建年代は不詳。安政2年神社微細社司由緒調書上帳によりますと、「広田組湊村一、弁天宮一宇 右者、草創不詳候得共、港村半田村両村尓而五穀成就村中安全之為建立仕候。尤貞享年中(1684-1688)御調ニ水神登御座候えば社号ニ而弁天宮ニ御座候」とあります。

港村・半田村の両村の五穀成就及び村中安全とありますが、岩木川支流十川がすぐ裏手を流れており、舟運が盛んであったことを考えますと御祭神もまた頷けます。


明治4年の藩内神社調によりますと、現社名胸肩神社の記載がありますが改称年月日は不詳。

明治6年4月姥萢稲荷神社へ合祀、明治8年2月復社。明治9年11月村社。

明治35年改築。明治43年本殿造営。

大正2年9月神饌幣帛料供進指定神社に列格。

昭和11年11月十川改修のために移転遷座。
昭和26年10月国有境内地無償譲与許可。


平成元年11月十川改修と道路整備によって現社地に移転遷座。

入口の社号標は明治44年のものでした。近くには五所川原市歴史民俗資料館や旧平山家住宅があります。

拝殿横にある祠。


その内の1つに水虎様がおります。


これは何だろう。


それにしても立派な水虎様ですね。


隣の祠。こちらは何でしょう。

稲荷様や馬や石や八幡駒まで色々と…。


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