国指定史跡の標識。
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碑の設計は河井寛次郎の唯一の内弟子で、弘前市出身の陶芸家・こぎん研究家である高橋一智。

鷹揚園碑。
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弘前公園の雅名は、のちの大正天皇が命名され、名称表示碑は三の丸追手門前と弘前中央高校入口近くに建立されています。
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前田光世碑(明治11年(1878)~昭和16年(1941))。
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船沢出身。弘前高校中退。講道館を代表し、世界に柔道を広めるため渡海。2千試合を超える異種格闘技で無敗を誇り、スペイン語で伯爵を意味する尊称を受けてコンデ・コマと称しました。ブラジルに移住し、アマゾン開拓の父とも評されたそうです。史上最強の柔道家としてとても有名な方です。
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福士幸次郎碑(明治22年(1889)~昭和21年(1946))。
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大正3年に口語自由詩の先駆けとなる詩集「太陽の子」を出版。新進の評論家としても名高く、大正15年に「地方主義行動宣言」、昭和17年に「原日本考」を発表し、多くの郷土の文学者に影響を与えました。佐藤紅緑と親しく、サトウハチローの後見人でした。木々高太郎を弟子に持ちます。1932年に日本ファシズム連盟を結成。

菊池九郎碑(弘化4年(1847)~大正15年(1926))。
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弘前藩校の稽古館に学び、外国人宣教師を雇用するなど、東奥義塾の創設時の中心的役割を果たしました。東津軽郡々長などを経て政界にも進出し、明治22年に初代弘前市長に就任(第7代弘前市長にも再度就任)。東奥日報社を創始し、山形県知事、衆議院全院委員長等など歴任。東奥の西郷隆盛と称されました。甥に山田良政、山田純三郎兄弟がいます。東奥義塾時代の教え子には陸羯南がいます。
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鷹揚園記碑。
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明治41年(1908)、のちの大正天皇が御来園され、武田知事が公園の雅名を乞い、鷹揚園と命名された記念碑。
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皇太子殿下御手植松碑。
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明治41年(1908)の御来弘の折に、のち大正天皇がクロマツを植樹。この一角は宮家や旧藩主の津軽承昭も植樹しています。

伊東梅軒碑(文化12年(1815)~明治10年(1877)。
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弘前藩校の稽古館に学び、江戸に遊学。長州萩城下で吉田松陰に面会。嘉永5年(1852)に吉田・宮部鼎蔵(熊本藩士、尊皇攘夷派)が宿泊し、海防を議論しました。
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蒲田廣碑(安政2年(1855)~明治35年(1902))。
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「がつぎたひろし」と呼びます。東奥義塾の教師から弘前市議・県議に転向。菊池九郎の委託で東奥日報社の経営に参加し、新聞人としても自由民権を主張し活躍しました。在任中には八甲田雪中行軍遭難事件が発生。外崎覺撰文・犬養毅書。

工藤行幹碑(天保12年(1841年)~明治37年(1904年))。
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弘前藩校の稽古館に学び、民部省などで任官。帰省後は東・北津軽郡長として岩木川の改修請願運動を推し進め、明治23年の国会開設に際し代議士に当選。進歩党の領袖として活躍し、近衛篤麿らとも親交がありました。外崎覺撰文・犬養毅書。

一戸兵衛碑。
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安政2年(1855)~昭和6年(1931)陸軍の戸山学校に学び、西南戦争・日清戦争に参戦。日露戦争で歩兵第六旅団長となり、のち大将に昇進。
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陸軍三長官の教育総監を退役後、学習院院長や明治神宮宮司として活躍。大成小学校などに揮毫があります。
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宇都野研歌碑。
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愛知県出身の医師・歌人。昭和4年に「剄草」を創刊し、当地の成田憲三・笹森壽子(順造夫人)も参画。12年に来弘。
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『行く道の空に さくらのちり みだれ覚めて 見る夢の如き ひととき』
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弔戦役諸霊碑。
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明治3年(1870年)建立の野辺地・箱舘(函館)戦争など、県内最古の戊辰戦争の戦没者慰霊碑。
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西舘孤清碑(文政12年(1829年)~明治25年(1892年))。
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幕末の京都駐在の用人で、佐幕・勤皇の藩論が混乱の折、朝廷の令書と近衛家の教書を携えて帰藩。これが藩論を勤皇に向け、奥羽越列藩同盟を脱したことから、旧城は明治政府による破壊を免れ、旧態を今に伝えます。弘前城ととても関連深い重要人物ですねぇ。
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大演習賜宴。
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大正4年(1915年)に開催の特別陸軍大演習の統監で来弘された大正天皇の祝宴記念碑。

消防記念碑。
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昭和14年(1939年)の消防組織の改革を記念して建立された、園内で最大の碑。

護国神社境内に『消防弔魂碑』もあります。
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表忠碑。陸軍少将大勲位功三級貞愛親王篆額。
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