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場所は旧尾上町日沼になります。
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弘前の境関のイエローハットを少し黒石方面へと進み、平川温泉をちょっと過ぎた辺り。ほぼ向かいに水色の鬼コがいる三社神社があります。
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中里町富野の天台宗富野山般若寺(御本尊阿弥陀如来)ですが、猿賀山神宮寺構十二坊の古絵図に多聞院般若寺が明記されており、天正15年、大浦為信により十二坊は破却され、内八ヶ寺が潰されましたが、般若寺はその内の一つであったとされます。往古は日沼にあった寺坊と伝えます。猿賀山蓮乗院(天台宗)の伝承によりますと、大袋と日沼の間にあった寺といいますが、地元の伝承と照合しますと、大袋とは大袋本村ではなく、大袋派立と林子野木の一集落区を指し、つまり般若寺は現在の一本柳と高田の中間の字下袋にあったことになります。日沼(日野間郷→干沼→日沼)は古くからあった村落であることから、古い時代に寺院があったとも考えられ、『猿賀十七組内地誌』によりますと「建保三乙亥日沼本村高田と申す処へ、少彦名神社建立祭祀」とあります。
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標柱より…
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「猿賀山神宮寺十二坊の内多聞院般若寺は、往古当地日沼村にあったが、室町時代と思われる頃、猿賀山神宮寺塔頭に移され、天正15(1587)年大浦為信によって破却されたと言い伝えられている。」
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また、標柱には「「般若寺」はここより東南の方向水田の中」とありました。
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猿田彦大神。
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田んぼの向こうに小さな墓所が見えました。
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