
岩木山麓、藩政時代の田山である鯵ヶ沢町深谷町字黒森地内。菅江真澄も記している地。明治以降土地は国、生えている木は地元民という「官地民木」という珍しい形態で保護されてきたミニ白神(くろもり館)から程近い場所。

菅江真澄が寛政8年10月27日に当村から芦萢村へと歩いています。

ここの町はとても不思議…家の屋根等がすべて青に塗られているのです。

広範囲のために写真ではうまく撮れませんでしたが、本当に全部が青で珍百景登録レベルです(笑)祠まで青でしたよ。しかも一部の建物は完全塗りたて。


理由を町の人に聞こうとしましたが、こんな時に限って私の着ている服が真っ赤!!…怖くなって聞けませんでした(笑)

そんな青い町の真ん中に一つだけ青くない屋根の建物がありました。きっとヒントが掴めるはず。

って思ったら「殿様の井戸」という場所でした。

「津軽の殿様が大浦城に行く途中、休んで飲んだ井戸水と言われています。」


※後から知ったのですが「ナニコレ珍百景」という番組にて『屋根が青い集落』として紹介されたことがあるそうです。黒森地区は所謂限界集落。そこで高齢化にも負けぬようにと団結力を高めるために、平成12年より屋根の色を統一したそうです。なお、この地域は豪雪地帯で、塗料の落ちが非常に早く、2年に1度は自分たちで塗り替えているそうです。素晴らしい取り組みですね。


集落には山神宮がありました。


もちろん屋根は青!(笑)


安政2年神社書上帳によれば、黒森に慶長3年創立の山神宮があります。





明治の神仏分離の際には大山祇神社と改称し、明治6年種里村八幡宮へ合祀するも、後に復社。


空き缶供えたらただのゴミのような…(笑)

境内から望む屋根も当然青だらけ!


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