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勝岳院。本尊は釈迦如来。もと隣松寺末寺。天正14年(1586)床前村(森田村)に創立。開山は庭叟守洞、開基は不詳。
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曹洞諸寺院縁起志と正徳元年(1711)寺社領分限帳によりますと、慶長年間(1596-1615)に弘前に移ったとあります。
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寺伝によると開基は藩祖津軽為信の三老の一人、小笠原伊勢の家来波多野勘解由。勘解由は床前に館を持っていたといいます。床舞には現在も寺屋敷跡と言われる場所が残ります。山号の由来は寺の鎮守であった八幡宮の神体が石であったため。
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元禄年間(1688-1704)大館村(森田村)を開拓した鳴海新兵衛が寄進した十六羅漢の第一「おびんずる様」が寺の守神として本堂に安置。また、『青森県における生殖器崇拝資料』によりますと、墓域内に昭和初期まで石製男根があり、所有者は遊郭関係者だったようですが現存しないようです。
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津軽俗説選によりますと勝岳院は正月に門松を飾らず、その理由として「門松を立つれば、此寺の住僧きつと死亡するなり、其理分らねども両三度和尚死せしより今に至るも立てぬといへり」とあります。
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こちらは頓川山 寿昌院。
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本尊は釈迦如来。もと長勝寺末寺。
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慶長12年(1607)創立で、開山は在州馨宅。
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曹洞諸寺院縁起志によりますと、元々は賀田村頓川にあり、新里村に移り、元和元年(1615)弘前へ移転。一方、正徳元年(1711)寺社領分限帳では弘前移転を元和年間としています。
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