土手町コミュニティパークの建設に伴って、かくみの稲荷様が無くなった!?と気になっていた方も多いかと思います。
背景を比べて頂ければわかると思いますが、場所は変わらず、ただ以前よりも少し奥に遷り、鳥居などすべて新しいものになりました。
…って本殿が無くなりました…何処へ!?
安心してください。12月12日に竣工祭が行われ、祠も新しくなって無事に復活です。
以前は所謂稲荷鳥居の典型的な台輪鳥居でした。
柱と島木との間に台輪が付けられ、柱下には亀腹をつけたものです。
新しい鳥居は台輪・亀腹がなく、柱の下部を黒塗りにし、歩数も増えて稲荷らしいですね。
「この地には、もともと、かくみ小路に面した場所にお稲荷様の祠があり、『角みのお稲荷さん』と呼ばれ、古くから人々に親しまれてきました。その流れを引き継ぎ建立されたのが『どてまち稲荷』です。今も昔も変わらず、弘前の街なかの移り変わりや繁栄を見守り続けるお稲荷様のご利益は、商売繁盛や家内安全は勿論、学業、良縁などの所願成就と言われ、人々の心のよりどころとなっています。」
恐らく元よりこの地の屋敷神だったのでしょうね。いずれにせよ、これからもかくみ小路の産土神として崇拝されていくことでしょう。
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