
三番寺です。

真宗大谷派。本尊は阿弥陀如来。


元和元年(1615年)、越前国米ヶ浦(福井県)蓮光寺の嫡男敬念が外ヶ浜根岸へ門徒21戸を連れて住み着き、草庵を建立したのに始まります。



寛永元年(1624)青森港開港後、浄土真宗寺院がなかったことから、同15年(1638)開港奉行森山内蔵助・鬼袋喜兵衛・門徒頭大谷弥五兵衛が藩主に願い出て寺屋敷が給付され、同17年(1640)に現在地へ移転。森山内蔵助・鬼袋喜兵を開基としています。


寛文6年(1666)の火災で奥御堂など焼失。3世智良が延宝・天和年間に本堂や庫裏を再建しましたが、明和3年(1766)の大地震で全壊。

明治初年頃中興の10世智海が堂宇再建に尽力。

明治9年・14年の明治天皇東北巡幸の歳には行在所となりました。明治43年、第二次大戦の際にも焼失。現本堂は昭和43年に建立。

境内にはかつて埠頭の蓮得寺がありましたが昭和4年に独立して浦町野脇に移っています。『見返りの松』という青森市指定有形文化財の掛軸が保管されているそう。

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