長雲山 藤先寺。本尊は釈迦牟尼仏。耕春院末寺。禅林街の赤門のすぐ横に位置します。
曹洞宗諸寺院縁起志によれば、天正年間(1573~1592)に中岳善哲を開山として藤崎村に創建。中岳善哲は為信の使者として庄内大山義信の元へ行き、帰路秋田盲ヶ鼻関所で怪しまれて鼻を削がれたといいます。
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同様の開山由来をのせる長勝寺並寺院開山世代調には、弘前藩祖津軽為信室戌姫の弟五郎(法名:空春藤公)・六郎(法名:達叟先公)兄弟を開基として、両人の名から1字ずつ取って寺号を付したとしています。
後に大光寺村へ移され、津軽為信が寺領30石を寄進。
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慶長4年(1599)為信の娘で、大光寺城主津軽建広室の富姫が没すると、当寺を位牌所として更に7石を寄せています。慶長年間(1596-1615)に大光寺から弘前へ。但し正徳元年(1711)の寺領分限帳では藤崎から移ったとあります。富姫追善のため近衛竜山前久が名号の六字をかしらにおいて六首詠んだとあり、その巻物が寺宝として伝わります。
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秋葉山大権現。
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小さいけど造りが非常に細かいです。
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風神と…
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雷神と…
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蜂(( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
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一方、金華山 泉光院は黒門を通ってすぐ横。本尊は如意輪観音。もとは藤先寺末寺。
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藤先寺2世察庵玄寿(察庵和尚)が慶長10年(1605)もしくは慶長7年(1602)、大光寺村籠田に隠居寺として金華山泉光院開山。開基不詳。山号は宮城県の金華山、寺名は岩手県水沢市の正法寺に由来し末寺となっています。
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正徳元年(1711)寺社領分限帳は、当寺と泉光院の弘前城下移転を慶長17年(1612)としています。
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大光寺村にかつてあったと言えば、浄土宗月窓山栄源院貞昌寺や浄土宗光明山無量院誓願寺もそうですね。
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境内にある鎮守のお堂(小祠)はお岩木山で、御神体はお岩木山様の石。270年ほど前に7世住職の一葉舟和尚が岩木山山頂の石を祠に祀ったものと云われています。棟札によれば白山妙理大権現で、脇神が岩木山大権現と稲荷大明神。慶応元年とあり、藩政時代からのもの。寛政2年に16世東禅が造立したとの棟札も残ります(再建)。この寛政2年10月4日の棟札には「白山抄理大権現・稲荷大明神・岩木山大権現・龍天護法大善神」とあります。農家との関わりの強い寺のようですが、この御祭神もまた農業との関わりを強く感じさせます。
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本尊は如意輪観音で大光寺城主滝本重行の娘の持仏で、欄干の菊水透彫もかつて大光寺城天守閣に使われていたといいます。
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寺鐘は文化12年(1815)外崎村の豪農奈良岡丹十郎の寄進。
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