板柳町にあります。

岩木川の右岸に鎮座。

かつての板屋野木村(板柳村)で、宝量大権現を祀る宝量宮は当村のほか福野田、立木両村の産土神でした。

標柱より。
文禄2年(1593年)津軽為信が豊臣秀吉の朝鮮征伐の際に軍を派遣したとき、海上安全国土繁祥の祈願所とするため「宝量宮」と名付けて建立された。
現在地に遷宮したのは承応元年(1653年)である。
文禄2年(1593年)津軽為信が豊臣秀吉の朝鮮征伐の際に軍を派遣したとき、海上安全国土繁祥の祈願所とするため「宝量宮」と名付けて建立された。
現在地に遷宮したのは承応元年(1653年)である。

宝量大権現を祀る宝量宮から海童神社に改称されたのは明治6年。

龍頭観音。


境内神池に噴水があって涼しげ。

これでもっと木々に囲まれていれば素敵な避暑地になりますねぇ。

龍の顔の裏に…マリア像!?って一瞬思った観音像。

いや、それよりその横の亀の方が気になるわ~(笑)

龍頭観音にあったわけではないけど、牛も気になるし~(笑)

この方も気になる(笑)

手水舎。

日本相撲協会理事長の名がある「櫻錦利一関之像」。

力士には詳しくないので名前から調べてみました。

【櫻錦利一】
相撲道の哲人と呼ばれた板柳出身の桜錦(1916~1962年)。
出羽海部屋。本名は会津(加藤)利一。最高位は小結。
像は昭和49年(1974年)に建立。どすこい。

虚空蔵宮。

菅江真澄によれば「入り口に寶量宮という額を掲げる神社がある。この社は何の神を祀ったものであるかと氏子に問えば、本当は虚空蔵菩薩を秘めて奉っているとこっそり教えてくれた」とあります。


平和観音堂。猿田彦大神と月夜見命。

平和観音堂にあった三観音建立の奉納石碑。

馬頭観音、救世観音…林檎観音!?

拝殿の右手にある神楽殿。

っていうか、一つひとつに看板がついていてわかりやすいです!凄くいいことだと思います。

淡嶋宮。御祭神は少名彦命。


保食大神。

神明宮。御祭神は天照大御神。

「海童神社(宝量宮・板柳町) ~ 其之弐 ~」に続く。
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