猿賀神社拝殿東側の鏡ヶ池湖畔に鎮座。水天宮水波能売神を祀ります。
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 社の天井には大蛇が二匹。祠の後方に龍があり、そこから水が流れ出ています。
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弘前の胸肩神社のものと同じですね。
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なぜ蛇?…
猿賀神社の祭神は、蝦夷討伐の将で仁徳天皇55年(367年)に伊峙水門(いしのみと)で敗死し、後に大蛇の姿になって蝦夷を平定したとされる上毛野君田道命(かみつけののきみ たじのみこと)を主祭神としています。
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また、日本書紀によれば祭神は伊峙水門で敗死したとあり、社伝によれば敗死した田道命は従者によって当地に埋葬され、後に蝦夷がその墓を暴いたところ、田道命の遺体が大蛇と化して毒気を吐いたので、人々が恐れて現在地西方の猿賀野に祀ったといいます。後に仏教の守護神である深砂大王(じんしゃだいおう)と習合し、深砂大権現(神蛇宮)と呼ばれるようになりました。
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あかい堂は恐らく閼伽井戸。閼伽(あか)は仏前・墓前に供える水。閼伽を汲むための井戸を閼伽井、その上屋を閼伽井堂といいます。
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さんご占場にもなっているようです。
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こちらは池上神社(薬師堂)。猿賀神社拝殿東側に鎮座しています。少彦名神を祀り、医薬の神として信仰されています。
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