黒石市の浅瀬石にあります。羽黒神社の御祭神は倉稲魂命・誉田別命。

延暦13年(794)、坂上田村麿により勧請され、寛治7年(1093)、八幡太郎源義家が守兵を遣わせ国家安泰、武運長久を祈ったと伝えられます。古いですねぇ。神官の星田家に伝わる古文書は中世からのもので非常に貴重なものだそう。

建長4年(1252)、初代浅石城主千徳行重が再興以来、千徳家代々厚い信仰を寄せており、しばしば御社殿を修築、「田村羽黒宮」と尊称し、領内第1の大社として殷賑を極めました。

しかし、慶長2年(1597)、浅石城落城と共に灰塵。同4年、大浦為信により再建され浅瀬石村の氏神と定められました。

当時の鎮座地は旧浅石城の寺社屋敷にあり、村落から離れていた為、宝永7年(1710)現在地に奉遷。明治3年、羽黒神社に改称、高賀野村八幡宮を合祀し、旧浅瀬石村の村社となります。

享和3年寺社領分限帳にも宇賀魂命を祀る羽黒宮が浅瀬石村内の神社として、貴船宮、稲荷宮と共にその名を見ることができます。
参照記事:『羽黒神社 (雄石・雌石 / 黒石市浅瀬石)』

隣接する浄土宗 法隆山 長壽院(長寿院)。

こちらも古く浅瀬石村から見られる寺院です。

墓地の一角に文人鳴海要吉一族の墓があり、「古池や蛙飛びこむ水の音」が刻まれているといいます。

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