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大館市十二所葛原にあります老犬神社。
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入口にストックや杖が設置されている神社は…覚悟が必要です(笑)
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菅江真澄の標柱は折れて倒れていました。
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この神社は忠実な犬を祭るという、他にはあまり例を見ない神社。当神社の由来については次のような物語があります。
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江戸時代の中ごろ、南部領草木(現在の鹿角市の内)に定六という又鬼(マタギ、猟師)がいました。この先祖は、源頼朝の富士の巻狩の際、目覚しい働きによって全国通用の子孫永久又鬼免状巻物を頼朝公より拝領し、代々相伝している家柄でした。
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その定六が、ある雪の朝、カモシカを近くの山で見つけ、追いかけているうちに、いつの間にか三戸城内まで入りこんでしまいます。不運にも定六は、その時巻物を身につけていなかったので、とらわれの身となってしまいました。
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その時、猟の共をしていた犬(シロ)が、もと来た道を引き返し、家にあった巻物を口にくわえ、飛ぶようにして三戸城内に戻りましたが、定六はすでに処刑。
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シロはこえを埋め、毎夜山中で咆哮を続けました。
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定六の死後、妻は犬をつれて葛原部落に移り住みましたが、シロはその後、食を摂らず、定六のあとを追って死にました。村人は、その忠義の心に感じ、現在地に葬り祭りました。
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この物語については秋田犬会館にてパノラマで見ることができます。
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ようやく到着(笑)
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2本の大木がかっこいいです。
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近年秋田県の飼育熱はさかんになり遠く海外まで拡がり、毎年旧4月17日の老犬神社大祭には、地元の人々はじめ、遠方からの参詣者で賑わっています。
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地味ですが面白い造りですねぇ。
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あっ!
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犬だ!
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こちらも犬。
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いや、犬じゃないか!?(笑)
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宝物として万三郎山立家系の巻物と又鬼猟師免状証文の二つがあります。
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