禅林街にあります「金龍山 盛雲院」。城西大橋からもよく見えますよね。
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この日は盛雲院をギャラリーとした「harappa仏教シリーズ」が開催されて映像展示も行なわれていました。
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盛雲院の開基は元亀年間(1570~73)に乳井美作(みまさか)とその夫人によって開かれたのが始まりと伝えられていますが、時代が合わず、実際には美作の祖父福王寺玄蕃か父大隅の創建と考えられます。山号は金龍山。大鰐町三ツ目内にあった金龍山に由来。金龍山の末寺でしたが金龍山がなくなった後は、耕春院(現宗徳寺)の末寺となり現在に至ります。
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慶長15年(1610)弘前城築城に際し、禅林街に移され三十三ヵ寺の1つとして一翼を担いました。昔は「谷の寺」とも呼ばれていました(弘前城築城に際して禅林街に集結することを断ったため、三十三ヵ寺の中で最も悪い場所への移転になったことが理由)。明治37年(1903)火事により焼失し明治40年に本堂を再建(近年、近代建築として再建)しています。
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3階建なんですね。3階には座禅堂と多宝塔。盛雲院坐禅堂での座禅体験(要予約)も人気ですね。
本堂です。昭和53年に改築されたもの。
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煌びやか!
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