黒石市境松にあります旧黒石城趾。
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別名黒石館。有名な黒石陣屋が黒石城と呼ばれている経緯から現在は旧黒石城と呼ばれています。
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元弘3(1333)年末から翌建武元(1334)年の大光寺合戦にて「山辺郡二想志郡」「田舎郡上冬居郷」の地を得た工藤右衛門尉貞行が居館として築いた旧黒石城。
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後に大浦為信が旧黒石城を改修し、外浜地方支配の総代官所を置き、晩年には自ら隠居所として居城した場所です。
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旧黒石城は内広市館(東西推定180m×南北100m)、外広市館(東西南北推定約100m)、花館(南方)の群郭式構成。
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1km程東方にある黒石陣屋と同じ「キワ」にあり、南は小阿弥堰が流れ、現在は新しく新境松橋が架けられています。
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この一帯が黒石城郭だったのでしょうがその遺構は残されていません。
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土地の記憶…黒石の特徴的なキワが唯一の遺構といったところでしょうか。
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