吉井酒造煉瓦倉庫(一部木造)。

弘前市吉野町にあります吉井酒造煉瓦倉庫(旧福島酒造)。地上2階、建築面積2256.07㎡、延床面積3933.93㎡。A棟(大正12年頃)・B棟(大正12年頃)・C棟(明治40年頃)。

一昔前の写真。変わらないですね。

こちらは建築中の明治後期の写真(C棟)。遠くに五重塔が見えます。

明治40年(1907年)に弘前電灯会社跡地を譲り受け、酒造会社を設立した茂森町の醸造家「福島藤助」が建造した東北地方屈指の酒造工場。酒造に適した清水が湧くこの地で吉野桜や富名正宗といった日本酒が四季醸造と呼ばれる醸造法により、四季を通じて醸造されました。福島藤助については…以前にも触れてますし説明しません(笑)



戦後は朝日シードル株式会社弘前工場として、発泡酒の朝日シードルを生産し、日本初のシードルが誕生。ニッカウヰスキーがシードル事業を引き継いで、ニッカウヰスキー弘前工場として昭和40年頃まで操業。その後、昭和42年に吉井酒造株式会社と商号変更し管理され、平成27年に弘前市が土地と建物を取得。平成32年までに美術館を核とした芸術文化施設に生まれ変わる予定。

この場所は今や奈良美智さんの「A to Z Memorial Dog」の方が有名で、むしろ赤煉瓦はメモリアルドッグの背景扱いです。こちらがそのMemorial Dog!

Memorial Dog!

Memorial Dog!

Memorial Dog!

Memorial Dog!

Memorial Dog!


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