【桂清水】
堂ヶ平山(標高480.9メートル)の麓。大沢集落から約3キほど山奥。山頂を目指して舗装もされていない細い林道を進みますと堂ヶ平桂清水があります。
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この辺は修験の地として古い歴史を持つ地です。鎌倉時代初期に勢力を誇った熊野系が福王寺を建ててから修験の地となり、藩政期には金光山市応寺が置かれ、一大修験場として栄えたそう。少し離れた場所には「燈明杉」(樹齢700年の巨木)という県天然記念物があります。
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名水は桂清水の名の通り、太い桂の樹の根元から湧いています。石造りの睨みをきかせた龍の口から水が勢いよく溢れ出ています。1988(昭和63)年、青森県の「私たちの名水」に認定。
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【御茶水】
「ナガサカの水っこ」こと御茶水は弘前市と南津軽郡大鰐町の境界に位置する尾開山(標高508.8メートル)の中腹にあります。地元では「ナガサカの水」「お茶の水」などと呼ばれて親しまれています。
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名の由来は1881(明治14)年、明治天皇が東北巡幸の折にここ石川で休憩され、この水でお茶を召されたことによります。現在では尾開山に入山した人や農作業をする人たちが、のどの渇きをいやす飲み水として利用しています。1987(昭和62)年、青森県の「私たちの名水」に認定。
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【渾神の清水(いがみのしつこ)】
平川市唐竹滝の沢。「富田の清水」と同じく、環境省選定名水百選です!
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【十和田のしつこ】
有名な浪岡の十和田霊泉(とわだしつこ)じゃないですよ。さてどこでしょう?(笑)
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名水にも独自の由来が結構残されていて面白いです。
皆様も色々回ってみてはいかがでしょうか?ちなみに私はあえて名水を目指して行ったことはなく、他の目的から偶然辿り着いています。つまりは神社仏閣巡りをしているだけでも結構な数を回れます。
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青森県認定「私たちの名水」
1 横内川(よこうちがわ)(水源地上流部)、青森市大字横内八重菊53-3
安田水天宮(やすたすいてんぐう) 、青森市大字安田近野1
御膳水(ごぜんすい)、弘前市大字吉野町
4 小田内沼湧水(おだないぬまゆうすい)、三沢市大字三沢字淋代平116-38
神明宮のトヨの水(しんめいさまのとよのみつこ)、深浦町大字深浦字浜町
沸壺池の清水(わきつぼいけのみず)、深浦町(旧岩崎村)大字松神字松神山国有林82林班
御神水(ごしんすい)、弘前市(旧岩木町)大字百沢
十和田霊泉(とわだしつこ)、青森市浪岡(旧浪岡町)大字吉野田字荷越沢
9 冷水ッコ(ひやみずっこ)、中泊町(旧中里町)大字小金石1062-1
10 湧つぼ(わきつぼ)、中泊町(旧中里町)大字大沢内字海原248
11 御茶水(おちゃのみず)、弘前市大字石川字西ノ沢2-114
12 厚目内の寒水(あつめないのひやみず)、黒石市大字沖浦字青荷沢国有地内
13 沼袋の水(ぬまぶくろのみず)、十和田市大字赤沼字沼袋18-8
14 白上の湧水(しらうえのゆうすい)、十和田市大字相坂字白上339
15 落人の里の水(おちうどのさとのみず)、十和田市大字深持字船沢138
16 桂水大明神の水(かつらみずだいみょうじんのみず)、十和田市大字深持字後平29-1
17 小杉沢の湧水(こすぎざわのゆうすい)、弘前市(旧岩木町)大字百沢字東岩木山地内
18 観音清水(かんのんしみず)、平川市(旧平賀町)大字広船字広沢89-2
19 清水観音水(きよみずかんのんすい)、弘前市大字桜庭字外山948
20 堂ケ平桂清水(どうがたいかつらしみず)、弘前市大字大沢堂ケ平
21 羽黒神社霊泉(はぐろさまのしつこ)、弘前市(旧岩木町)大字宮地字宮本350
22 八甲田清水(はっこうだしみず)、十和田市(旧十和田湖町)大字法量字黒森山127
23 関根の清水(せきねのしみず)、三戸町大字川守田字関根地内
24 白翁泉(はくおうせん)、三戸町大字川守田字高清水1
25 弥勒の滝(みろくのたき)、田子町大字関字南来満山国有林43林班
26 権現様の清水(ごんげんさまのしみず)、五所川原市大字野里字山の越23-2
27 寺下の滝(てらしたのたき)、階上町大字赤保内字寺下12、河川水
28 階上岳龍神水(はしかみだけりゅうじんすい)、階上町大字鳥谷部字行36-3
29 マリア清水(まりあしみず)、平川市(旧平賀町)大字切明字津根川森地内
30 広岡羽黒さま(ひろおかはぐろさま)、つがる市木造(旧木造町)大字越水字長谷川191
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