元寺町にあります山の手(山ノ手、山の手センター)。
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「銀座」、「新宿」にも負けぬ実に華々しい名前じゃありませんか。中は所謂「山の手」の地形を思わせる構造なんでしょうか。
この山の手センターは日本基督教団弘前教会の向かいから、キャッスルホテル裏口付近まで繋がっている飲食店街。下の昭和10年の地図で見れば「教会」と書いている向かいから、下鞘師町の「鞘」の上あたりまでを曲線で描く細路飲食店街です。山の手センターが建てられたのは昭和35年なので地図には未だ描かれていません。
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こちらが弘前教会側から見た入口です。
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趣のある二階建の建物。一歩入れば入口の小ささからは想像つかぬ世界が広がります。
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まるで洞窟にでも入ったかのように冒険心をくすぐられます。入口とのギャップがほんと面白い。
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中も実に趣ある造りとなっていますね。ちょっと昔にタイムスリップでもしたようなこの感覚…
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想像以上の奥行きですよ。
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2階への階段も昔風。このドアがとても素敵です。2階は山の手センターのオーナーさんが住んでいるらしい。
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昼間でも真っ暗ですね。
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いや、昼間だから真っ暗と言うべきでしたね。曲がり角も見事な曲線美。
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もちろん現在も普通にいくつもの居酒屋やラーメン屋等が賑やかに営業しているのですが、建物の造りや風情がどことなくアングラ感を漂わせます。
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