仁王坂と仁王坂改作記念碑です。
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仁王坂の上には仁王門があります。こちらは旧仁王門と言われています。
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門は閉ざされていて、お猫様以外は自由に通ることができません。
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現在はこちらを通る形となっていますね。
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反対側から見た仁王門。
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こちらの新仁王門は皆様にお馴染みです。
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金剛力士像は岩木山旧百澤寺の山門に安置されていたものと伝えられています。※2020年7月、吽形像の躰内から「癸巳 承應貳年六月吉日 七条大佛師流右近作」という墨書が発見されました。
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さて、最勝院は神仏分離令(1870年、明治3年)のからみで、旧大圓寺(本堂は現護摩堂)を受け継いでいるわけですが、こちらの旧仁王門が旧大圓寺の正面玄関となります。
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旧大圓寺の正面玄関であった旧仁王門と仁王坂。時代の変遷と共に信者は駐車場の有る新寺町口より、檀徒は車道の有る銅屋町口より参拝するようになったそうです。
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岩木山も見えず、墓所もあり、やや暗くて細い坂ですが、歴史を感じる石段が非常に趣深いですよね。
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坂上より。
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さて、古地図を見てみましょう(笑)
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境内への道筋として現在も残る4つのルート。地図の「・・・」は坂です。
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仁王坂を上って、旧仁王門を潜り、太子堂の横を抜ければ旧本堂。境内へのルートこそ4つありますが、立派に門が描かれている入口は1つだけ。まさに正面口だったことを示しています。
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昭和10年の地図は…
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大円寺の宵宮が本尊牛頭天王尊の御縁日ならば、こちらの仁王坂を上り、旧仁王門から参拝してみたいと思うYUKIでした。