くぐる鳥居は鬼ばかり

Buddhist temples and Shinto shrines.

カテゴリ:祭事・民俗信仰・伝統工芸 > 鳥居の鬼コ・津軽の鬼関連&考察

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境内にある案内板より…『●鬼神社(おにがみさま)…旧郷社。弘前市鬼沢字菖蒲沢。奥羽本線弘前駅より三粁。●祭神…高照姫神、伊奘那岐大神、大山祇神。●例祭…旧5月29日。●神紋…まんじ巴。●本殿…流造。●境内…442坪。●末社…一社。●宝物…鉄製の鍬形(千年前の作)、鶏遊戯の図帖。●宮司…宇庭昭憲。●氏子代表…藤田湖一。●氏子…253戸。●崇敬者…5万人。●神事と芸能…七日堂舞祀(旧正月二十九日その年の五穀豊穣を祈る)。裸祭り(旧正月一日氏子青年団裸にて〆縄奉納)●由緒沿革…延暦年中坂上田村麿東夷征討の勅命を奉じ東国に下った時、岩木山頂奥宮鎮座顕国魂の女高照比売命の霊験を蒙るに因り、岩木山麓に社宇を再建したという。其後大山祇命を配祀すと伝う。明治14年郷社に列せられた。』
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詳細は以前の記事も参照ください。
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以前も紹介していますが、鳥居と社殿の神額の「鬼」の字には点(ノ)がありません。
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社号標には点(ノ)があります。紀年銘は大正9年5月29日。
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角が無い鬼です。神社幟は点(ノ)があるものと無いものとがありました。
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抱木は北海道室蘭市の山崎栄吉・山崎さつ奉納(昭和45年旧5月29日)。そろそろ古くなってきたので住吉神社(東京都中央区佃)の保存形式を試してみてはいかがでしょう?(笑)
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鬼神社大鳥居建設寄進者御芳名碑(平成14年旧5月29日)と鬼神社敷石寄進者御芳名碑(平成27年旧5月29日)。いずれも点(ノ)がない鬼です。
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鬼神社大鳥居建設寄進者御芳名碑々文…『昭和七年藤田登氏により建立された鳥居は老朽化が進み危険な状態となったので解体した。鬼神社大鳥居は遠い昔を偲びながら今を見つめ、次の時代の発展を心から祈念して再建したものである。』
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鳥居と注連縄。
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参道。
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水が流れています。
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春日神社。
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春日神社由来…『年代不詳なれど古き昔此の地に安住を求めし者京の都よりみちのくへとたどり着きて春日神社を祀りしと言ふやがて鬼神社と共に庶民の崇敬あり其の周囲と馬場に造りて春秋の二回行事あり又其の境内には樹令計り知らざる栓の大樹ありて其の地域を俗称一本木と呼称せられ現在に至りしが此の度び鬼沢地区第二次農業構造改善事業が行はれ之れに伴い鶏川改修の為め神社境内が河川に埋没せられ昭和47年4月8日氏人達の計に依り此の地を最良土地と撰び移転せり同年7月8日新築落成立し厳かなる祭祀行事に依り鎮座せり。例祭古来より旧3月13日と定められて居る。以上』
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手水舎。
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弁天神社へ。
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細い橋を渡って行きます。
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弁天池中央に鎮座。
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鬼神社正面。卍と五色の幟が付けられている鳥居は昭和58年11月3日(旧9月29日)建立。
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狛犬二対。
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狛魚一対(藤田重二郎氏(80)が昭和53年旧5月29日奉納。魚屋さんで、商売繁昌のお礼に奉納したものらしいです)。
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社殿前の石灯篭一対。大きいです。
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社殿前の狛犬一対。こちらもかなり大きいです。
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表情。眼球と牙が青く塗られています。
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迫力のある津軽構えで、後ろ姿も勇ましい。
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昭和6年旧5月29日建立。
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拝殿。
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鬼瓦はもちろん鬼。
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拝殿に掲げられている鉄製農具。
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製鉄と大人(鬼)の関連を示します。
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本殿。御神体である鉄製の鍬形(大人が使ったとされる・千年前の作)や鶏遊戯の図帖が保管されています。また、御神体は赤倉の鬼(岩木山の大人・赤倉の鬼神様)がかぶった笠(1mたらずの中央の凹んだ石(縄文時代の石皿))であり、奉納物として鍬や鎌などが納められているともいいます。ちなみに鬼神社が鬼沢に移る前の鎮座地は赤倉であり、鬼沢村から禅林街に移された宝泉院の記録に詳しくあるようです。寺には赤倉の鬼面が残されているそう。
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本殿前にも石灯篭と狛犬一対。
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狛犬はそれぞれ外側を向いています。
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本殿横にある建物。
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本殿裏にある工藤君彰徳碑(大正3年4月20日・文堂静書)。
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倉庫。
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社務所と交通安全祈願碑。
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社務所横にある遷宮紀年碑。
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御神馬。こちらも目が青いです。
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石鳥居建設記念碑。
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鬼神大権現碑(御國家安全・五穀成就、永代講)。
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寄附記念碑…『大正八年秋鬼神社ニ宅地百坪寄附ス其地ニ幹周一丈五尺タモ周一丈一尺ノ大木アリ古来ヨリ有名ナリ大正十四年春苗代五十坪ヲ寄附ス是現仝吉凶トスル神池水ナリ 昭和十九年秋 鬼ノ舘藤田彦左エ門 昭和二十九年旧八月台風十五号ニヨリ二本倒サレル』
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御神橋・御神燈・古塚・手洗石改修築記念碑(昭和13年5月29日建立)。襯
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皇紀二千六百年奉祝記念碑(髙山松堂敬書)。
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平和記念・招魂碑(昭和38年8月14日建立・三徳謹書)。
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何度も訪れている神社ですが、鳥居の鬼コの塗装が新しくなってからは初めて。
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やばい!凄くかっこよくなっています!!
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気付かなかったけど、前の鬼コは左手・角・牙が破損していたんですかね。
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比べると左手・角・牙が新たに付け加えられているのがわかります。
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更に注目すべきは背中!!
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龍の刺青が入りました!!
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以前は何も書かれていませんでした。
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さて、参道を歩いて行きます。
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目につくのは参道両脇の巨木。
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樹齢500年のセンノキは金木町名木。
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センノキの根元には石碑がたくさん並びます。
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すべて庚申塔のようです。
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年代は天保14年、安政7年、万延元年、明治18年、大正14年などなど。
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立野神社の由緒等は以前の記事を参照ください。
石灯篭一対。
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狛犬一対。
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向拝。
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蟇股と木鼻。
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摂社稲荷神社。
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狐一対。
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こちらも末社。由緒からすると天満宮かな?って思ったけど不明です。
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中は観音堂的雰囲気です。
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大東亜建設紀念社殿改修寄附者名碑(昭和19年4月)。
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鬼の城と呼ばれる山風森(弘前市三和下池神)へ登山。
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特に道が無く、どこから登っていいかわからず。
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標高69.6mの小さな山なのでとりあえず上に進みます。
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最初は藪が多いのですが、頂上が近づくに連れて歩きやすくなってきます。
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鬼の城と呼ばれる大石が見えてきました。
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想像以上に大きい石でした。
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周囲には大小色々と石が転がっています。
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子供でも普通に上れそうですが、なぜか梯子があります。石の上に上れということでしょうか。
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一応上ってみました。梯子使わずに。特に何かあるわけでも、何か見えるわけでもないようです。
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鬼の城と呼ばれる巨石群に対峙して1基の猿田彦大神碑がありました。
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紀年銘は天保14年(1843)7月19日。
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上部は欠けています。
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鬼の城から少し登ると山頂です。
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山頂。
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山の頂上に小祠(平成6年5月19日(旧4月9日)建立)があります。
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その中に神像と鬼が安置されていました。
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鬼はどう見ても鳥居の鬼コのスタイルです。ちなみに色は赤で、頭頂部は平らで、角も確認。これまで鬼神信仰、岩木山山麓を中心とする鬼(大人)、水害地域の鳥居の鬼コを分けて考えてきましたが、三和村はかつての水害地域です。同地区には他にも鬼コがおります。ここは山の上ですが、恐らく鳥居の鬼コで間違いないでしょう。はたしてどこの鳥居にいた鬼コなのか。
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棟札(大正9年旧4月8日)によりますと、一緒に祀られているのは大元尊神、罔象女神(鬼コの横)、五帝龍神(手前)。
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つまり山の神ではなく、水の神が祀られているのがわかります。
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更にこれを鳥居の鬼コと決定づけたのは、近くの日吉神社(三和上池神)の鬼コです。下の写真が日吉神社の鬼コ。
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製作者が同じ人ではないかと思うくらい大きさ、スタイル、顔の形や表情(特に眉毛・眉間・口)などがそっくりなんです。
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山風森の麓には大森川が流れています。
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山風森橋。
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結構水量が豊富です。
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