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山形県寒河江市大字慈恩寺。慈恩寺山内宝徳寺。浄土宗。御本尊阿弥陀如来。
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熊野神社の向かいにあります。
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室町初頭に時宗一向派宝徳寺が慈恩寺領内に創建。近世山内には以下の一向宗(時宗天童仏向寺派)がありました。◆宝徳寺…山内に現存。浄土宗。近世には時宗天童仏向寺末、最上院支配。6石。山号時用山。◆松蔵寺…明治初年廃寺。時宗天童仏向寺16世法阿の開山。最上院支配。18石。天保14年境内1050坪、当時無住。
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慈恩寺由緒より(一部抜粋)…『伽藍記によれば、仁平年中(1151-53)奈良興福寺の僧願西上人が本願となって来山したとあり、これは興福寺が藤原氏の氏寺であったから派遣されたものである。興福寺は法相の寺であった。慈恩寺という寺号も法相宗の祖慈恩大師から来たもので、慈恩寺はその頃からすでに法相の寺院であり、法相寺院で通例とする弥勒菩薩を本尊とした。平安後期の慈恩寺の宗教は法相を主流とし、外に天台などの影響もあったものと思われる。それは常行堂や鎮守としての白山権現、金剛蔵王などを祀ったことによって覗われる。鎌倉時代の初頭、後白河院の院宣や右大将源頼朝の下文をもって弘俊阿闍梨が慈恩寺に来山して正式に真言宗が入ってきた。と同時に修験も入り、葉山との関係も生まれて来たと考えられる。室町時代になると時宗の宝徳寺や松蔵寺も入り、慈恩寺の宗教は法相のみならず、天台、真言、時宗と多くの宗旨が併存した。』
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うん?
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視線を感じました。
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