1
山形県鶴岡市下川字関根。曹洞宗龍澤山善寳寺。
2
五百羅漢堂特別拝観(2019年4月1日-6月30日、9月14日-11月24(善寶寺崇敬開山峨山禅師像御開帳))に行ってきました。
3
拝観料は500円(羅漢堂・本堂・龍王殿・慈照殿が拝観できます)
4
4.5
五百羅漢堂、日本遺産認定なる…『令和元年5月20日、「北前船関連遺産群の構成文化財」として五百羅漢堂が【日本遺産】の認定を受けました。平成27年には、五百羅漢堂が国の【登録有形文化財】に認定されております。現在、五百羅漢さま531体を【善寳寺奉賛会】の会員各位よりご協賛を頂き20年間に渡る大修復事業を進めております。江戸時代の北前船交易の栄華を今日に伝え、併せて修復が急がれる五百羅漢さまを創建当時のお姿に蘇らせ、後世に文化遺産として守り伝え残して参ります。何卒、皆様より【善寳寺奉賛会】へのご賛助、ご支援をお願い申し上げます。尚、ご寄附申し込みは、受付処にて受け賜っております。龍澤山善寳寺住職五十嵐卓三、善寳寺最高顧問新田嘉一』
5
五百羅漢像修復プロジェクト(龍澤山善寳寺×東北芸術工科大学)。
6
「五百羅漢像修復プロジェクト2017年度事業報告」※内容省略
7
7.4
7.8
龍澤山善寳寺五百羅漢堂内仏像配置図。
8
五百羅漢堂。曹洞宗三大祈祷所として数えられる龍澤山善寶寺は、長く海運業を中心に信仰を集めてきました。五百羅漢堂は北前船で財を成した商人たちの寄進により、安政2年(1855)に建立。正面には釈迦三尊・十大弟子像、更に風神・雷神を配し、中国李龍眠の五百羅漢図を模して作られた羅漢像を安置。
9
五百羅漢堂(国指定登録有形文化財・平成27年11月17日)…『安政2年(1855年)三十二世月巖不傳和尚代に落成。赤瓦葺入母屋の大屋根にて内部空間を活かした総欅造りの伽藍です。内陣正面には、[お釈迦さま]向かって右に[文殊菩薩さま]左に[普賢菩薩さま]を拝し[釈迦三尊]と称しております。釈迦三尊佛の前には十大弟子のお佛像と、他に6人の弟子を加えて、[十六羅漢]と呼び、更に484人を加えて、古来より亡き人を偲ぶ[五百羅漢さま]と言われております。この五百羅漢さまは、北海道元松前郡福山の豪商、伊達、栖原両家にて寄進されました。当時の北前船航路による交流と繁栄が偲ばれます。』
10
入口正面。
11
釈迦如来、普賢菩薩、文殊菩薩。その前に十大弟子。
12
堂内正面向かって左手に四天王(多聞天・広目天)や大黒天。
13
13.5
右に四天王(持国天・増長天)や普成、傳大士、普建。
14
14.5
写真は一部です。
15
15.4
15.8
修復中のものもあります。
16
善寶寺の五百羅漢堂は別名「清浄殿」とも言われております。…『安政2年(1855年)善寶寺三十二世月巌不傳の代に地元の棟梁の本間勘蔵と副棟梁の剣持嘉右衛門が担当し総ヒノキ造りで建てられたお堂で、今から3年前に国の登録有形文化財に指定されました。寄進者は北前船で財を成した商人、伊達林右衛門、栖原六郎衛門、清水平三郎らで、北海道の漁業で栄えた豪商や北前船の繁栄を直接感じさせる貴重な文化的遺産であります。仏像はすべて木造で531体あり、京都の仏師に依頼したとの記録があります。堂内中央、正面は釈迦如来、左に普賢菩薩、右に文殊菩薩。その下には釈迦の十大弟子、柱上には風神・雷神、左右台座上には東西南北を守護する四天王が安置されています。五百羅漢とは、釈迦が亡くなった後、釈迦の教えを後世に伝えるために集まった尊敬と供養を受けた500人の弟子達のことです。この五百羅漢を崇める五百羅漢信仰は、江戸時代中期以降日本中で大ブームとなり全国各地に五百羅漢堂が建立されました。山形県内にも五ヶ寺の五百羅漢堂があります。「亡き人の面影しのぶ五百羅漢」と詠われるように、かつて写真のない時代に亡くなった人に似た顔を多数の仏像の中から見つけ手を合わせ供養するという形の信仰へ発展していきました。その後、お像の接着剤であるニカワが剥がれる時期が到来し、お像自体の木も痩せて塗料が剥がれたり、かつては参拝者がお像に触れてお参りしていたため、下部の羅漢像が特に破損がひどい状況です。この状況を憂えた歴代住職の中で二人の住職が修復計画を企画しましたが、莫大な修復費用の為に断念せざるを得ない結果となっていました。現在の四十二世住職五十嵐卓三方丈は住職就任直後より、この五百羅漢堂修復事業をご自分の代の最大の事業と位置付け、地元をはじめ、全国のつながりのある皆様のご協力を得て、善寶寺奉賛会を作り、この五百羅漢堂の修復事業に着手いたしました。山形市にあります東北芸術工科大学文化財保存修復センターの協力のもと20年がかりの大修復事業に取り組んでおり、一体一体丁寧に修復作業を進めております。』
17
関連記事
18
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 東北情報へ