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青森県三戸郡新郷村。戸来松木田の赤坂森。標柱はありますが環状列石が見当たりません。新郷村史(平成元年出版)の写真では、恐らくこの標柱の後方にストーンサークルがあるように見えますが何も残されていません。新郷村史には「考古学を専攻している東京の学生達が多く訪れるが、現場が狭いため保存が心配である。」と書かれており、その心配通りになったのかも知れませんね。なお、赤坂森環状列石は斜面の段差にストーンサークルが2ヶ所存在するといいます。非常に急な坂道で、長い年月では土砂が流れ落ちるであろう場所なのに今もって保存されており、下の方のサークルは埋もれた感じがあり、上方部は30年前と変わらず保っているといいます。
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ってことで、この標柱の場所から山道を少し登ってみました。俗称松木田部落の故奥山辨治氏の所有の宅地内にあるといいます(新郷村史編纂時)。と言われてもわからないので、下のストーンサークルから見て上部にあたる付近を散策。
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色々と探索した結果…これですかね。
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何やら立っている石もありますし。
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大湯環状列石みたいのを想像していました。
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周囲には特に案内板などはありません。その場でネット検索してみるも特に何もヒットせず。恐らくこれがもう1つの赤坂森環状列石!!
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赤坂森環状列石は小規模のものであり、はっきりとしたことはわかっていないようです。太陽の昇る方向に一つの方向性を示していることから、太陽崇拝の礼拝所ではないかとの説があります。この点では大石上の方位石と共通点を持っています。
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昭和59年度よりパトロール遺跡から外して、県文化課独自で調査するようになりました。ストーンサークルの西側からは縄文後期の甕形土器や晩期の土器が多量に出土。
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なぜこのような場所にストーンサークルが!?って思われますが、実際にその場に立つと、倉石村の古川代や宮代下が一望に見られる高台であり、眼下には広々とした平野が開かれていることから、ここが居住地として適していたと考えられます。
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