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三戸町梅内雷平。余談になりますが、雷平稲荷神社や当子安神社の通りを更に先へと進めば長沼という地域があります。この地域に伝わる伝説として「青森の伝説(森山泰太郎・北彰介)」には次のように紹介されています。『梅内に里屋敷といって、昔、長者百姓が住んでいたという。あるとき麻布を庭いっぱいに干しておいて、下女のまん子がひとりで留守をしていたが、夕方になって長者が帰ってみると、布が一反たりなかった。盗んだ疑いをかけられたまん子は、とうとう沼に身を投げて死んだ。ところがあくる日になって、長者が飼っていた雄牛が布を吐き出し、そのまま近くの長沼に走りこんでしまった。さて、そのことがあってから、村の夜泣坂の柳の下に、夜な夜な女の幽霊が現われ、そこを通る女たちの頭にかぶる手ぬぐいを奪うのであった。これはきっとまん子の怨念であろうと、村人たちが相談してまん子沼とよんでいる沼のほとりにお堂を建て、くしやかんざしなどを供えて供養した。それっきり夜泣坂の幽霊は現われなくなったという。』
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さて、子安神社の由緒についてはわかりませんでした。
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子安神社なので、安産・子育ての神が祀られているものかと思います。御祭神は木花開耶姫命でしょう。
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三戸町の元遊郭から近いことも興味深いです。すぐ近くには雷平稲荷神社も鎮座しております。
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拝殿内。
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神額。
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