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秋田県仙北市田沢湖田沢。
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田沢湖湖畔北方。
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田沢湖発電所前。
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姫観音像。昭和14年11月10日建立。
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昭和15年に国策によって玉川の強酸性の水を田沢湖に導入して貯水ダムとしたため、田沢湖の多くの魚が死滅しました。滅びゆく魚と辰子姫の慰霊のため、周辺寺院の住職達が中心となって淨財を募り建立。姫観音は湖に向かって立っています。
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平成3年6月、田沢寺に眠る朝鮮人無縁仏、姫観音の建立趣旨書が発見されたことにより、姫観音は当時の工事犠牲者を慰霊するために建立されたという史実が明らかになったとの記事を見つけました。※平成3年8月13日付「朝日新聞記事」より一部抜粋…『水深日本一の湖、秋田県仙北郡田沢湖町の田沢湖のそばに、「姫観音像」がある。観光名所で、52年前のダム導水路建設工事で、死滅した魚と湖神・辰子姫の霊を慰めるため建立された、とされていた。それがこのほど見つかった像の「建立趣意書」(昭和14年5月)から、建設工事の犠牲となった朝鮮人労働者らを慰霊する碑でもあったことがわかった。ものいえぬ時代、その意図が趣意書にひそかに付されていた。町は、案内板を書き改めたいとしている。在日韓国人文化芸術協会副会長の河正雄(ハ・ジュンウン)さん(51)=埼玉県川口市在住=が、この事実を突き止めた。(中略)趣意書は、辰子姫の伝説の由来と、軍国主義を鼓舞する言葉でつづられている。その文末に「付言」があった。「ソノ職ニ殉ジ貴キ犠牲トナリタルモノノ追悼慰霊ノ弔会式ヲモ施行シテソノ冥福ヲ祈ラントスル…」』
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台座碑文…『夫レ往昔一女性辰子姫ノ美貌アリテ大蔵山ニ御願スルトコロアリ満願ニシテ天変地異、一大湖沼成リ姫ハ大龍ト化セリ爾来郷人只管湖水ノ汚濁ヲ懼ル即チ清明澄徹ナル湖ト純情無垢ナル姫ヲ護ラント日夜念ジタルナリ偶々玉川ノ毒水湖ニ導入セラルルヤ忽然一観音現ル是レ辰子姫績年ノ誓願成就ニシテ大衆ヲ導イテ共ニ宏謨翼賛ニ邁進セントノ勇猛心ナルベシ茲ニ姫観音ノ尊像ヲ建立シテ菩薩ノ威神力ヲ如意ナラシメント祈念シテ止マサルトコロナリ矣 昭和十四年十一月十日開眼 開眼師補陀寺四十四世文爾師 石工三関村八柳五兵衛謹作 槎湖仏教会敬白』
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姫観音…『いにしえ、辰子とよぶ村の乙女が、永遠にかわらぬ美しさと若さを保ちたいと大蔵山の観音に祈った。満願の日俄かに山は砕け、水をたたえた清澄な湖が成りて女は蛇体に変じて、湖の主になりたもうた。それより村の人々は姫をあがめ、湖水の清浄を守り伝えてきた。しかるに昭和14年に、東北地方振興のため仙北平野の開拓と水力発電に田沢湖を活用することになり、湖水が大きな変化を受けることになった。ここにほろびゆく魚族と湖神辰子姫の霊を慰めるため、浄財を集めて姫観音を建立した。みほとけよ、願わくは大いなる恵みを垂れたまわんことを。昭和14年11月槎湖仏教会 田沢湖町』
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田沢湖発電所…『この発電所のタービンは湖面の最高水位249mのとき水面下12m所にあり、放水路右手上流にあるダムより28mの落差で導水された水は発電機を回しながら湖面に溢れ出るしくみです。田沢湖の水位が低下すると吐水口の圧力が下がり発電能力が上昇します。田沢湖より取水している生保内発電所とは相関関係にあります。』
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