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東京都府中市八幡町。神社入口は旧甲州街道に北面しており、境内裏には鳩林荘(鳩林坂・八幡道)がございます。西には六所宮に至る京所道があります。
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ちなみに石灯篭の横の碑は武蔵府中郷土かるたの「ま」…「松を立てない正月飾り」。大国様と八幡様が宿を探しており、八幡様が宿を捜してくると出かけたきり帰らず、待ちぼうけとなった大国様は、「まつはういものつらいもの」と言いました。これが元で大国様の大國魂神社には松の木が無く(枯れてしまう)、市内の正月飾り(門松)には松を使用しません。
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一の鳥居。参道長いです。
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参道途中には京王競馬場線が横切っています。
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二の鳥居は昭和30年に京王帝都電鉄株式会社から奉納されたものでした。
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立派な神門。
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明治31年大國魂神社随神門として建設され、平成22年に当社へ移築。
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武蔵國府八幡宮は大國魂神社の所管社。別名は六所八幡神社。御祭神は応神天皇。例祭は8月15日。第45代聖武天皇の御代に、各国に一国一社の八幡として創立された社であると伝えます。
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武蔵国衙年貢注文によりますと『東国において瓦ぶきの建物は稀少だったのにもかかわらず、当社周辺からは中世瓦が発見されており、往時は相当立派な社殿だったことが想定されている。』とあります。江戸名所図会によりますと『相伝ふ、聖武天皇の御宇、日域の国々に勧請し営宮するところのもの、これ皆八幡村の八幡宮といふ…当社も、古へは本社禮殿ならびたちて荘厳蕩々たり…今は茅葺の小社なり。』とあります。新編武蔵風土記稿によりますと『八幡社。除地、三丁三畝十歩、小社、本社より四丁程東にあり、此邊呼て八幡村と云ふ、鳥居あり街道に臨めり、鳥居より社前に至るまで左右松樹を列す、例祭年々八月十五日。』とあります。
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京都の石清水八幡宮が皇城の守護神であるように、諸国にある八幡宮もその国府の守護神として建立されたため西向きになっています。
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本殿横にも小祠が1基ありました。
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平成23年大國魂神社御鎮座壱千九百年記念の際に手水舎の改修が行われていますが、その際に工事を手掛けた田丸屋建設株式会社より新たな水盤が奉納され、旧水盤は大國魂神社の所管社である国府八幡宮に旧随神門と共に移築されました。また、神輿は昭和9年作成の二之宮神輿、太鼓は大国魂神社の先代二之宮太鼓、山車は昭和26年製作で、流派は船橋流。
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石灯篭一対。
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狛犬一対(平成7年8月吉日・國府八幡宮氏子会)。
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周辺は杉などの鬱蒼とした森に囲まれており、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
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