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御祭神は市杵島姫命。祭日4月15日。
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明治4年の神社調によりますと、当時の祭典は6月7日に行われており、社殿縦1間3尺7寸、横6尺、境内地は海中ノ岩ノ上、縦10間、横5間とあります。
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又、社殿建立については明治6年村方にて造営。
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更に明治7年の社寺地詳細帳によりますと、鎮座地は濱通村字中ノ島とあり、廃寺となっています。しかし昭和21年宗教法人法成立に伴い3月21日に届出、現在に至ります。なお、明治以前における由緒は不詳。
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蕪島と同じくウミネコの繁殖地としても有名です。
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社殿。
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ところでこちらの神社の鳥居を御存じでしょうか。
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この鳥居の笠木は東日本大震災の津波で流されて太平洋を漂流。流されたのは鳥居上部の笠木2本。
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2013年3月に約7000km離れた米国西部のオレゴン州オーシャンサイドの海岸に漂着。アメリカの人からすればただの瓦礫や木片にしか見えないはずの笠木ですが、発見された方は写真を撮って確認を依頼。この情報はポートランド日本庭園の学芸員である内山貞文氏に伝わり、鳥居の一部であることが判明するも所有者を明確に示す手がかりはありませんでした。
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2013年4月にはそこから南に約180km離れた同州の海岸にて、今度は額束が付いたままの笠木が発見されます。額束が付いたままであったことも奇跡であり、その額束に奉納者の名前や年月日、「大漁祈願」等の文字が書かれていることから巌島神社の鳥居と判明しました。額束から当巌島神社の鳥居と判明するまでは、ポートランド日本庭園の最高運営責任者スティーブン・ブルーム氏や同庭園のドリー・ボルム理事など多くの方々が関わり、また、日本への搬送についても多くの関係者の御尽力をもって実現しています。
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2016年に4年9ヶ月ぶりに再建された鳥居。
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流されないようにしっかりと固定されています。
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当時のままの額束には「奉納」「大漁祈願 家内安全 交通安全 商売繁昌」「昭和六十三年三月三日」「高橋利巳」などの文字が見えます。
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「Portland Japanese Garden」2016年(平成28年4月吉日)。
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返還に至るまで本当に心優しい多くの方々が関わりました。2017年には八戸市教育委員会が中学生を対象に実施している「青少年海外派遣事業」の訪問先として、初めて米国オレゴン州ポートランド市が組み込まれました。この鳥居は日米の絆の象徴として、そして震災復興の証として、これからも多くの人々を勇気づけることでしょう。
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鳥居再建の碑…『2011年3月発生の大津波で流失した鳥居2基が2013年3月と4月に続けてアメリカ合衆国オレゴン州に笠木だけとなって漂着しました。その後同州のポートランド日本庭園や同園の呼び掛けによるアメリカ及び日本企業数社のご尽力により2015年10月に笠木を届けて下さりその笠木2台を再利用した鳥居2基を再建し献納頂きました。茲に支援関係者による被災地へのご厚情に対して感謝の意を表するとともに日米友好の証となる献納を記念する碑とします。2016年(平成28年4月吉日)。社管理者:大久喜漁業生産部会。奉納者:髙橋利巳。奉納者:髙橋政典』
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