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秋田県の民俗信仰。
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鹿島様、人形様(ニンギョ様)、仁王面、石の鹿島様、藁大蛇、木製鍾馗様(ショウキサマ)、大草鞋などといった様々なタイプが存在するようです。主に地域・集落によってその特色が異なります。
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最初の頃はとても珍しくて、見つける度に立ち止まっていましたが、秋田県内のいたる所にありますので、最近はすっかり見慣れてしまって素通りです。
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神社の境内以外にも普通に道沿いとかにいたりします。
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これは粕田道ノ上にいた方。「万年豊作」「道祖神」とあります。
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粕田清水川にいた方。
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「塞神三柱神社」「疫病退散」「家内安全」などとあります。
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足元には石も奉納されていました。
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隣は墓場、裏手には六地蔵。
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六地蔵に混ざってユニークなお地蔵さんが。
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こちらの2つには案内板もありました。場所は離れていますが内容はほぼ同じです。
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「粕田人形様」の由来…『安政4年(1857)調べ(郷村史略)によれば粕田村の戸数81戸、人口485人、馬140頭と記録されている。この集落を守る為に村の上と下に「塞神三柱神社」(男神・女神・岐神(ふなとのかみ・街道の神))の旗をかかげた藁人形を立てている。これは無病息災を願い、また悪霊が村に入り込まない様にと両手を広げた姿で祭られている。人形まつりは春秋の2回行われている。これは男神(※女神)の人形様です。平成17年4月1日粕田町内会』
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これは村の上下を守っていたのですね。男神の人形様と…
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女神の人形様。どうやら赤くて髭顔は男神で、白塗りの顔は女神のようです。
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こちらも粕田中羽立ですが…
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一体のみ。
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男神です。もしかしたら離れた場所に女神もあるのかも。
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石も奉納されていました。
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案内板には「道祖神人形様(右巨体含む)。記念川崎展示会。」とあります。どうやら1991年9月10日から1991年10月20日まで、川崎市教育委員会主催で展示会が開かれたようです。8月21日運搬し、11月7日に帰還したとも書いてありました。下部には記念旅行参加者名が書かれています。ネット検索してみたら『道祖神の源流』(川崎市市民ミュージアム編)という本が出てきました。これにも掲載されているのかもね。
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横にあった記念碑。
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『英知と執意を結果として展開された粕田沢地域の農業構造改善圃場整備事業は農地山林原野併て1355ヘクタールを総事業費壱億九百拾七万參阡円の資金を投下し昭和43年度着工と共農業災害と用水確保のため熱意ある花矢町長山本常松氏の行政指導の基に粕田川砂防流路工事業延長2,520メートル工事額壱億六阡五百万円を投じ農業経営合理化と農家経済の前進を渇望として止まぬ関係者の意欲と長年に亘る苦斗の歴史は茲に結実した成果がひとり農業のみに止まらず大館市発展の翼として広く一般市民福利増益することをこい願うと共に本事業の完成を記念して碑を建立し後世に■(徨かと思ったら「彳+呈」)たえんとする。大館市花矢土地改良区・粕田沢地区建立有志一同昭和53年吉日』…道祖神人形様とは無関係でした。わかっていましたが。
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これらはほんの一部です。
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機会がありましたら、色々と探し回ってみるのも面白いかも知れませんね。
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