御祭神は誉田別尊。大祭日は4月15日・9月15日。
鳥居には「鶴ケ崎正八幡大神々」とあります。
間口3間・奥行4間の入母屋屋根に唐破風の曲線美を持つ社殿。
木鼻や蟇股の獅子も立派です。
昭和58年4月15日(春大祭)に道路改修工事のために現在地へ移転。
御神体は高さ40cmの木彫八幡神像(応神天王)。束帯姿の座像で菅原道真公にも似ているものですが、状態はあまりよくありません。棟札は5枚あり、宝暦10年・享和元年・安政3年・嘉永3年・明治11年。嘉永の棟札は修験者大徳院によって御神体の八幡神像を修復した時のもの。
祭壇の御神体の両脇には権現頭が一体ずつ安置されています。大祭日に権現様を遊ばせており、正月2日には春祈祷も行います。戦前までは大祭日の前の晩にお籠りをして神楽で夜を明かしたそうですが、現在は鶴ケ崎の47軒ほどの代表者が大祭日に集まり、御神酒をあげています。
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