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上北郡六戸町犬落瀬坪毛沢。通目木集落東方。
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通目木の産土様。
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鳥居の額束「富士大明神宮 町議会議長退任記念 昭和58年4月 納主髙橋鉄蔵」。
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二の鳥居。
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社殿は昭和45年旧3月2日再建。
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社殿内。
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内陣奥には高さ66cm(台座幅36cm・奥行28cm)の石碑が御神体として納められています。碑の表中央には大明神と刻まれており、紀年銘は享保17年3月6日。頂部は富士山の形に刻み込んでおり、通目木集落に富士講があったことを物語っております。
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この御神体は富士塚として富士山から持ち帰った安山岩であり、駿河国富士浅間神社から分霊して祀ったもの。村の中から参詣者が決まると、その者たちは通目木の御霊泉(オサゴバ)で水垢離をして精進潔斎しました。これを富士垢離といい、現在もその場所には霊水が湧き出ています。はじめ石碑は御霊泉付近に建てられましたが、清水が湧き出るほどの窪地であり、神社の境内としては適していなかったため、昭和11年に集落を見下ろせる高台に遷座。ちょうどこの地は坂を登り切った場所であり、恐らく富士の仮山に通じると考えたものと思われます。
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