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甲子様の松の木の由来…『この松の木は、大野の村の上外れの田圃の畦の広い場所に、明治14年日蓮宗大野妙法講中が地域の繁栄と住民の御加護を祈って甲子塔を建立その時植えられたものです。祭神は大黒様です。まわりの村落からは、大野の村はここからだと誇示する様な場所であった。昭和29年に青森市へ合併するまで、川の水は貴重な生活に欠かせない飲料水であり、又一方大野、浦町、浜田の六百町歩の田畑をうるほす農業用水として利用され、その源点の場所に植えられた一本松です。近年の都市の発展とともに、かつての小鮒釣りし故郷の川も流雪溝に変身し、又道路区画工事のため止むなく、幾多の風雪に堪え、東西南北に奔放に枝を伸した松の木の枝も一部切り落されその後、松の木の根元までも踏み荒らされる様になり存続が危ぶまれる状態になったので、老松の保存のために囲いを作り、大野の歴史を後世に語らせ度い。』
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甲子塔。
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紀年銘は明治24年11月4日。
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