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大溜池と平滝沼のちょうど中間に位置します。館岡村は亀ヶ岡村の一部で、亀ヶ岡城築造起工後に分かれて館岡村と称しています。後の寛文年間以降に野呂理左衛門が中心となり開拓。ちなみに築城中は洪水で3度も大堤が決壊するなどして工事は困難を極め、最終的には一国一城令によって工事は中止されています。
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貞享4年検地水帳によりますと、社地としては八幡社地1反余(延宝7年創立又は再建)が見えます。
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創建年月日及び由緒等は不明ですが、社殿内には水牛の角らしきものや、龍や蛇の絵がたくさんありました。水に係る神でしょうね。ってことは私が探し求めている広瀬宮ではないです。『水神竜神 十和田信仰』(小館衷三)によりますと、「羽黒神社は砂丘の中にありながら、かたわらに良水が湧いて羽黒信仰を支えている。(中略)逆に言えば良い水が湧くところをえらんで神社を勧請したといえよう。」とあります。
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社殿横に道があります。
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行ってみましょう。
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細い道を降りていくと、大溜池と平滝沼をつなぐ川があり、その畔に人工的な池がありました。
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地理的にも、社殿内の装飾からしても、やはり水神と関わり深い神社であることがわかります。
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