御祭神は白山姫命。
慶長2年(1597)勧請された白山権現宮。
貞享4年検地水帳に権現堂地が見えます。
明治6年4月に白山権現を白山姫神社と改称し飯詰村八幡宮へ合祀。
明治8年2月復社。明治9年12月村社。明治6年の合祀後に御神体が白山溜池に飛んで来たため、神様はここから移りたくないとの考えから復社に至ったという伝えがあります。新しい御神体と昔からの権現様を納めていますが、氏子間に病人が出ると患者の家の人は新しい麻糸を持って権現様の髪(糸)と交換してそれで撫でると病気治ると云われています。
昭和11年1月18日神饌幣帛料供進指定神社。
大正2年、本殿及び拝殿を新築。昭和8年6月幣殿を新築。
社殿前の大きな杉の御神木(樹高27m、幹周5.1m)。
神社前の田んぼが美しかったので、この日はこの地区の五穀豊穣を願いました。
入口が異なるのですが、すぐ近くに同じ山へと登る鳥居がありました。
特に社号標はありませんでした。
本殿。
「十和田神武運長久」と見え、髭を蓄えた小さな木造の神像が祀られていました。『水神竜神 十和田信仰』(小館衷三著)には「石田坂の十和田様は水波女神を祀る」という記述があります。
小さな祠には大山咋神と罔象女神が祀られていました。
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