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十和田山へ向かいます。
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道中、山の茂みの中に石碑がありましたが、近寄れませんでした(近寄る気がありませんでした)。
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こちらも道中にありました。物凄く心が折れる看板。
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山菜採っても命を取られるな…。
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戸和田貴船神社入口の少し手前には人工的な滝(石造堰堤)があり、滝の水はそのまま道路上へ流れています。
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水量が少ないので車で渡れますけど大雨の時は注意してください…って、大雨の時に行く人はいないですよね。
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十和田山(戸和田山)にある戸和田貴船神社入口です。
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入口です…
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ここ入口です!!最初から心折れます。
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最初に言っておきます。奥宮に登る途中で転び、カメラのレンズが泥だらけになって写真がありません(レンズキャップ大事!)。山頂にも行きましたが景色は見えず、かつ三等三角点も見つけられず…道にも迷いそうになりました。リベンジしたくないほど苦い想い出いっぱいの山です。
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さて、入口付近の草木を抜ければきちんと道があります。しかし場所によっては道がとても狭い上に滑りやすいです。草木で道が見えず、ちょっと危険な場所もありました。
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それに加えて熊さんもいっぱいいるそうなので、大人数で行くか、例大祭の日(旧4月19日)、もしくはその直後くらいの時期で、前日まで晴れていた日がおすすめですね。
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十和田貴船宮と称し、御祭神は高おかみ神、闇おかみ神(※祠内には水波女神も祀られていました)。創建は文明2年(1470)4月19日。三ツ目内山国有林古戸和田山に祀られています。
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藩政時代には干ばつが続いたために貯水池を急造する必要があり、水源地三ツ目内山奥に来たところ、今の古戸和田の大沼を発見。水量豊かであったため放水準備に取りかかったところ、大雷雨が起きました。この地に鎮座する水神の御加護であると、元和2年(1616)6月に現在の境内地に社殿造営奉遷(※戸和田貴船宮の遙拝所)。また、安政2年神社書上帳によりますと、三ツ目内地区西の山手に、元和6年(1620)、戸和田貴船宮の遙拝所として貴船神社を居土三ツ目内両村で建立したと云われています。
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津軽第一の十和田様と伝え、旧4月19日は平川・岩木川流域の農家たちが豊作の占いと祈願のためにお詣りします。新撰陸奥国誌には『貴船神社 本村の南ニ里山中にあり、登坂一里。 祭神 海津見神 水波乃女神 勧請の年月詳ならず、旧十和田宮と唱う。社地に池あり、十和田と云う。広さ三十間に六十間、本社の前、右にあり。神木に七五三を張り、七十五間。土地の人、此の池に祈念して、稲禾の幸を願うに霊応空しからずとて旧来より遠近詣す』とあります。また、万延元年(1860)の津軽道中譚には『大鰐組下新田村領山中也。堂四尺四方十和田宮ヲ崇ル、前ニ大沼あり、三丁四丁もあらんか、御手洗の池と唱ふ。祭日は毎年四月十九日(中略)池中に大なる枯木横たはり、枝ごとに白きすりいもの如き物あり、俗に山神の御備餅と唱ふ』とあります。この御備餅は神の啓示とされるクロサンショウウオの卵塊(地元人はモチと呼んでいます)で、この位置で稲作の豊凶を占ってきたそうです。見た目が餅のようであることから十和田様のモチと呼ばれています。深い場所にあると夏の気温が高く、浅い場所にあると冷夏になるといいます。
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案内板。
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戸和田貴船神社の由来…『戸和田貴船神社は、藩政時代三免内御山の本トワダ沢の峰にあって、水の神様として敬われ、津軽地方一帯の人々にトワダ様として信仰されてきた。藩政時代には、干ばつ続きで領民が困ったとき、藩命で幾度か寺社奉公が雨乞いをした史実もあるといわれている。神社の由緒書には、草創は室町時代の文明2年(1470)4月19日となっている。当時は室町時代の戦乱に明け暮れている世の中であったといわれている。こんな世の中に三ツ目内の山深い地に、どんな人物がわざわざ京都から水の神様を奉還したのかは分かっていないが、なんともいえぬロマンを感じさせる神秘さがある。又、この地の奥深い山中に神秘的な御神池があり、そこにはクロサンショウウオとモリアオガエルが産卵し、それらの産卵の多少とその位置で作付けの豊凶を決定するものとして、昔から津軽地方の農民に敬われていて大勢の人々が4月19日に参詣に集まったと伝えられている。近年貴船神社から神代文字「ホツマ文字」の神印が発見され、歴史的に大変古い神社であることが証明された。その時からこの神社の例祭は、旧暦の4月19日に行われている。神社までの距離約4km、徒歩1時間。』
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