津軽半島の先端部に近く、日本海の激浪により造りだされたもの。
菅井真澄は次のように記しています。
「めおと石(夫婦石、小泊村)をよじのぼった。津軽坂をおりのぼりして小泊の港についた。ここを紀井の那智の大泊村にたぐえて小泊というのだという話があった。(中略)磯辺づたいに七つ石崎、六沢の崎、青石(青岩)の崎、屋形石などを経て、塩釜のあるところをふたつ通り過ぎていくと、黒い岩で、あまり高くもなく、そう低くもない大岩に、麻苧などがみだれかかっているように、七段になって落ちる滝があり、荒い波間に流れでていた。」
はい。七段になって落ちる滝です。
七段になって落ちてきた水は、道路の下を潜って、すぐ目の前の海へ直接流れ出ています。
ちなみに登っていいのかどうかは知りませんが上まで簡単に登れます。滝の横には小泊海岸林道方刈石支線の隧道跡があります。滝の途中に積まれている石もその名残りかな。
さて私はどこでしょう?(笑)
関連記事:『小泊海岸林道片刈石支線軌道跡 (七つ滝 / 中泊町小泊)』
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