靄山(152.4m)。
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『青森伝説』より…「権現崎の南側にある漁港の下前部落に、岩木山の話がある。昔、岩木山がここにあったのが、村人の朝歌が嫌いで弘前の西に逃げ出したのだという。岩木山の抜けた跡が潟になった。これが今の十三湖である。また岩木山の神様は、今でも朝歌を嫌うといって、登山者は山中で歌をつつしむのである。」
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モヤイワとはアイヌ語で小さい岩と訳されるそうですが、モヤと名の付く山は北海道、青森県、秋田県北部に集中して見られ、奈良時代までは蝦夷の勢力圏に合致するそうです。
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菅江真澄は、高くも低くもなく独立する山を方言でモヤといい、母爺・雲谷・母谷などとも書くと記しています。
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ちなみに田沢湖の靄森山はピラミッド説があり、秋田県鹿角市にある茂谷山は十和田湖伝説に大きく関わっています。能代市の茂谷山や藤里町の茂谷山の山頂には祠や神社が祀ってあります。
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青森県の靄山は霊山とされる岩木山とは姉妹の関係の山と呼ばれ、岩木山信仰で、例祭日も同じでお山参詣も行われ、御幣をたなびかせて「さいぎさいぎ」の声を響かせます。
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靄山は正三角形の山であるため、ピラミッド説や、安東氏が人工的につくった山という伝説があります。
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この山から真南へ直線を引くと十三湊と浜の明神を通り、岩木山と向かい合います。
こちらは湊明神宮からみた靄山。
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山頂には脇元岩木山神社があります。
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江戸時代から脇元岩木山として信仰されているのです。
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私も途中まで上ったのですが…季節が悪かったのでしょうね。
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虫の大群に襲われた所為で、途中で心が折れてしまい引き返しました(笑)
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ってことで脇元岩木山神社はこちら!!
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十分わかるよねっ!うん。
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